うちの会社ではAIリスキリングの営業をしています。
はっきり言うとメチャクチャ苦労しています。
うちの商品は「飛翔」(RAIMO)=EXPERT社の教材です。
はい、あの35万人を2年間で教えた七里信一氏の会社の教材です。
そして常にアップデート及びアップグレードされています。
さて、皆さんはどう思われるでしょうか?
ご自身の会社や職場でAIを活用してますでしょうか?
日経の記事を紹介しますのでまずご参照ください。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2583S0V20C26A5000000/?n_cid=SNSTW001

さて、なぜ「導入予定なし」なのかを深堀したいと想います。
まずAI導入の否定をしている理由の多くが、会社のトップが活用方法を知っていないのだろうと。
そして、個人(社員)が各々で無料版のChatGPTやGeminiを活用している。
だから、敢えて会社で導入する必要を感じていない。
企業で導入すると、何かと費用が発生します。
MS365を入れているとCopilotだと現在、一人頭5000円で年間契約、一括払い。
つまり6万円 x 人数が発生します。
価値があるの?
私も導入して、MS Copilot の価値は見い出せなかったです。
一年で解約しました。
マジにドブにカネを捨てました。
Google Workspaceに切り替えようとしましたが、ここも難題がたくさんありして、目処が立っていません。
Cloudiwayを使うことで解決されるだろうけど、日本での営業はやめました(私、110STATS社で販売サポートしていたので)。
別ドメインでGoogle WS Starter Edition (以後 G WS)を契約しています。
これもドブにカネを捨ててしまいまして、詰んでます。
ここ(WordPress.com=Automattic社)からG WSを購入して、アップグレードの道が途絶えたからです。
さらに悪いことにGeminiを使えるが、機能限定だし、履歴を削除できないとか、雛形を保存できないなど問題があります。
アップグレードできない=会社は成長できない
結論:自分でGoogle から買うべきだった。
皆さんも自分でやったほうがお得な場合があります。
つまり無駄におカネを払っているということです。
仕方ないので、Google で Google One 契約しAI Plusを導入しています。
実際、5名分の追加をもらえます。
Gemini Pro を活用できるので、ストレージも5TBついてくるから、家族と一部の仕事仲間に解放しています。
しかもG WS Starter Editionと似た制限があります。
これも実は限界があります。
そして、どこまで AI が自分の情報を学習しているかが不明です。
G WSでは契約上「学習しない」ことになっています。
通常の Gmail ベースはすべてのGoogleの履歴を保存しない設定にしない限り学習されます。
All or Nothing です。
私も中小零細企業の社長です。
多くの小さい会社は個人ベースの契約です。
個人商店ならもっとやりやすいけど、組織5名以上の会社だとAI導入にかなり金銭的に厳しいと思いがちです。
導入のためにAIリスキリングをしようとしても、AIを入れていないと使えない(例題を試せない)。
はい、詰んだ!
そして、一番の懸念材料は社員の離職です。
社員におカネを掛けたら退職していく。
会社で出した研修費が無駄になる。
だからこそ、中小企業では社員におカネを掛けたくない。
日本は99.7%が中小零細企業です。
雇用数のパーセンテージを見ると70%。
残り30%が大企業です。
個人事業主を入れると約640万者(社)です。

AI導入に二の足を踏むのはコストは明らかです。
プロスペクト理論で利益より損失を過大に評価しやすいのと
コンコルド高価(サンクコスト)で回収できないからより突っ込む。
それを回避したい気持ちがあります。
つまり、「人」に投資したくないというのが心理なんです。
中小企業の場合、人ではなく「設備」に投資が目に行くのです。
これは仕方ないことです。
ものづくりが仕事が多いのが中小企業零細なので。
個人事業主は自分の判断で自分のおカネ、自分がどのように未来を築き上げるか設計できるから導入しやすいのです。つまり、自分に対する投資だからです。
中小企業の場合はそこが割り切れないとでも言えるでしょう。
まして、リスキリングは「人に投資」です。
やりたいけど、社長自らそのメリットを理解していない。
例えば、私は先日からClaude Code を VS Code と Cursor で色々と試すことにしました。
今まではClaude デスクトップアプリで試していましたが、VS Code(Win環境)、Cursor(Mac環境)で並列処理ができるとわかったので、面白い!って。
しかし、それを組織として使わすには大変な金額がかかります。
今、$20の月額契約ですが、並列処理をすると月額$100または$200になります。
それなりに仕事をしてくれる(時間短縮効果)が見れるようなら多いにやる人もいるでしょう。
バランスが見えないところにAIの導入に踏み切れない、または「必要ない」と思われているのだろうと。
さらに、心理を突くと、社員が必要なくなるのではと・・・いやいや、それはない。
費用対効果、導入費、退職、個人任せ(野良AI)、ドメイン維持とシステム設計の問題だろうと。
一番重要なのが、今いる社員のポテンシャルを100%引き出すことです。
そこに踏み切れない経営者のジレンマだろうと。
AIリスキリングを導入するにも、助成金を活用しても、先払いです。
助成金申請が多くて、今は政府からの振込は1年待ち。
一人@20万円の商品を75%割引で導入するにも5人の社員にしたら100万円がその場で必要となります。
大企業なら60%還元ですが、大企業の場合は大した金額ではない(日々のキャッシュフローから見たら)。
しかし、中小企業に関しては100万円は大金です。
そのおカネがなくて倒産もします。
東京商工リサーチの調査で2026年4月だけでも負債額1000万円未満での倒産件数が52件。
年間を通すと、ザクっと暗算しただけで2025年だけでも600件を越えています。
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1202837_1527.html
どれだけキャッシュにシビアなのかがわかります。
だが、野良AI(社員が自分のスマホに入れているChatGPTなど)で日々情報漏洩が起きていることすら理解していないところが痛い。
結論としては、人への投資を理解できなければその会社は伸びない。
だが、最初から資金繰りが難しい中小企業(銀行も融資をしないーBad Risk)、救いの道はどこにあるのか。
有望な中小企業なら実際、外資のファンドを通じてAIリスキリングとAI導入を進めているところも出てきています。
正直なところ、私自身も悩んでいます。
私もある時点で別の友人と別事業をする予定(うちの会社で)、そこに今、AIのリスキリングと導入を進めています。
リスクヘッジ、ROI、人材、キャッシュフロー、円安、物価高色々と考慮しなければならない。
それには、これから益々AIの活用が必要だろうと見ています。