葬儀社はもっとソーシャルメディアを活用する

日本の葬儀社はシステムについてものすごく閉鎖的であると感じる。

独自システムは昔から利用している。それは何故かというと隣りの葬儀屋さんとシステムが違うからであり、見積る内容も全く違うからである。葬祭業には互換性がないことをここで改めて申し上げる。

以前、サービスや価格を統一しようと組合がしたら公取から談合に当たると指摘を受けて統一性を得ることをやめた。一つの組織内で共通の備品やシステムを利用しているならOKだが、バラバラの備品だとNGになった。

そんな過去があり、葬儀屋さんはなかなか互いの輪に入らない。それは組合では仲良くやるが、基本は一匹狼であるから。新しいモノやシステムに飛びつく必要がない産業だからだ。

しかし、昨今ネットが進み、見積もりは新興企業によるネット見積もりが進みシェアを奪われているので古い頭をきれいサッパリにする必要がある。今までの顧客の囲い込みと言うのは難しくなっているのも事実。互助会システムで前払い割賦販売でお金を得ているからと言っても100%ではないからだ。

顧客の囲い込みはソーシャルメディアでの営業と活動で知名度や優位性を若い人達にも自社を覚えさせる必要がある。ホームページは静だがソーシャルメディアは動であることを忘れてはならない。

9 thoughts on “葬儀社はもっとソーシャルメディアを活用する

  1. 辻堂の駅前に葬儀屋が大杉
    茅ヶ崎や藤沢を見て欲しいとおもいませんか
    葬儀は大事な事だけど 駅前である必要はないと思う
    和田グループという奴らが悪いんですよね

    1. ご意見ありがとうございます。
      まず、辻堂駅前に葬儀社は駅が開ける戦前からあります。
      さて、つぎに多すぎと言うことですが、和田から別れたところがかなりあります。
      さて、藤沢駅は?実はカルチャーボックスを経営する湘和会堂が目の前にあります。
      茅ヶ崎駅は郵便局の裏に小清水商会が斎場を持っています。

      駅前である必要がない?難しいですね。
      来てくださる人の利便性を考えるとやはり駅前で助かると言う人が大勢います。
      山奥の藤沢市営斎場は遺族にバスやタクシーの送り迎えのために余計に経済的負担が掛かります。

      さて、辻堂駅前の銀行の数はいかがでしょうか?
      土日祭日は休み、お金を吸い上げるだけで地域の経済に何も貢献していません。
      こっちの方が大きく問題かと思います。
      少なくても葬儀社は普段辻堂には来ない不特定多数のお客様を地域に呼びこんでそこで一部の人は買い物をしたり、食事をしたり色々とお金を商店街に落としていきます。

      必要なのは経済性を重視するか、見た目を重視するか。
      私もガキのころ、お墓の前や霊柩車の前を通る度に親指を隠せと言われた時代です。
      時代はかわり、それを言う人はいなくなりました。

      確かに本屋さん、病院、その他の娯楽施設があればもっと発展すると思います。
      藤沢市はC-Xを立ち上げましたが、今、問題になっているのが市長と副市長が選挙資金のために善行の農地を不正に売買してお金を捻出したと言う疑いがあり市議会でモメているところです。かなり新聞に載って騒がれています。
      その影響でC-Xも二転三転と計画が崩れて止まっています。本来なら確か平成17年に着工して終わっているはずのことでしたが、未だにLUZしか立ち上がっていません。
      立ち上がっていればもっと良い町になっているかと思います。

      どこどこが悪いと言うより、誰が商店街や町の為に動いているか。少なくても今の藤沢市ではないです。
      お葬式は大切であると言うお気持ちはとっても嬉しいです。

  2. そうそう、茅ヶ崎駅前はJR東がラスカを含めて駅ビルを建て直すのであのロータリーが再開発される予定です。茅ヶ崎駅前もガラっと変わるでしょう。
    茅ヶ崎駅前に葬儀社がないのはあのロータリーの構造と辻堂駅前よりずっと先にゴチャゴチャになって発展したからもあります。辻堂は関東特殊製鋼(カントク)があったために北口の開発を市が無視し、南側の商店街もライバルが存在しないのが良いことに発展を止めてしまいました。

    やはり難しい課題ですね!

  3. 確かに閉鎖的で共同で活動していても実際は自分のことしか考えてないと思います。
    私も葬儀業向けにバーチャル祭壇を開発し売り込みをしましたが敵意識が強く受け入れてもらえません。
    しかし、現実は家族葬が増え低価格で故人をしっかり見送ることができるシステムならば感動的で現実味があると確信しています。先般広島のテレビ局が取材した内容を放送していただいたときのことです。沢山の消費者から問い合わせがありました。
    この現実は葬儀社の考えと相反しています。
    古い考えを何時までも続ける葬儀業は必ずお置きサル去られることと思います。
    常に消費者の立場で物事を考えていくことが大事だと思っています。

  4. Ikehara様、
    ご意見、ありがとうございます。仰るとおりで閉鎖的です。
    バーチャルまで行かなくても、似たような事をされている葬儀屋さんを知っています。旭川のおみはなやさんです。
    あそこは花屋さんでもありますが、映像に映した祭壇や写真、それにバックグラウンドをデジタルで映し出し、豪華でありながら施主と葬儀社両方へのコストを抑えたシステムを提供しています。何年前でしたかな~、旭川へお邪魔した際に見せていただきました。私は淤見社長とは付き合いがあり、昔は多少なりの情報交換をさせて頂きました。
    オープン化しようとすると葬儀社は拒むのは基本が小さな商店、つまりお父さん、お母さんでやっている仕事で資本力がないと言うのが現実です。今でも上場しているのが5社程度です。新しいシステムを入れるにも軍資金がないと言うのも事実ですが、自分たちの仕事を楽にし、お客様にも喜んでもらうように投資することを知らない人たちが大勢存在するのも否定できません。

    温故知新、古い考えは私として「何故、今までの葬儀システムがあるのか」をきちんとお客様へ伝えて新しい仕組みをトライする勇気を持つ必要があります。
    例えば何故写真やビデオを撮影するのか。今では簡単にデジタルの力で写真やビデオを撮影することができます。不特定多数がお参りに来てくださる葬儀は義理で来られる方々もいらっしゃるし、お通夜と葬儀・告別式に両方来てくださっていながらご葬儀のときは記帳されなかったり色々とあります。

    葬祭業は誰のために仕事をしているのかもう一度考え直す必要が今、あると思います。どこにお金をかけるか、かけないかはお客様が決める時がきています。そして組織と言うのは何のためにあるのかまた考え直す必要があります。

    再度、ご意見に関してお礼申し上げます。

  5. 北海道地区では全てのものが映像による3DCG画像で制作されたバーチャル祭壇のようなものは受け入れられると思われますか?(背景画像は動画でしかも遺影写真も加工された遺影写真を反映さし更にテロップなど読経や御礼など流すことが出来る)
    ご意見をいただければ大変参考になります。

  6. おはようございます。
    難しい良い質問だと思います。
    東京都から遠ざかれば遠ざかるほど保守的になる感じがします。
    しかし、北海道は例外かなと感じています。
    都内もスゴク保守的なところもあり、花祭壇でもない限り、寺院が祭壇に輿や厨子がないと葬儀社へ文句を言うところがありました。しかしながら、お位牌は1本だけでよかったり(地方では野位牌と中上位牌を祭壇に飾り)、お葬式そのモノを略式したりする傾向があります。
    北海道も広いのでみんなと一緒だと嫌がる人も少なくないと思います。えりも町の葬儀屋さんとお会いしたことがあります。都内へ向かう札幌から飛行機へ乗るだけでも1日仕事だと言ってました。そのような場所はバーチャルは流行らないかなと感じました。
    祭壇にはお花は絶対と言っても良いくらい必要です。最後の別れの時にお花を棺の中に入れます。これだけはバーチャルには出来ませんので。

    お経をテープで流すことはどこでもやっています。自社斎場以外でバーチャルにするにはその大きな舞台設備を移動し設営と撤去をするので余計な設備チェックが必要となり、葬儀屋さんは好まない感じもします。
    お客様も最後に何かが残らないと物足らないかと思います。でも演出効果として利用する場合はひと味違う形で工夫し出す葬儀屋さんもいるでしょう。
    かなりの割合で技術は受け入れるとは思いますが、北海道全体で流行るとは思えないです。何故ならば時間との勝負だからです。3DCGを作るのにかなりのレンダリング時間が未だ必要だからです。これも時間と技術が解消してくれると思いますが。

  7. おはよう御座います。
    バーチャル祭壇についてご意見を戴き感謝しております。
    折角ですのでご意見いただきました内容で映像部は祭壇、背景画像、遺影写真ねテロップ、ビデオですが、祭壇は白木祭壇、生花祭壇など宗派別にも制作してあり葬儀社の要望で色々なバージョンを事前に制作してもらうのです。
    また、映像祭壇の廻りは実物のお供えの生花が並びますので
    お棺にもお花は入れられますし、施工の仕方でどのようにもなります。
    また、遺影写真は2時間以内に加工してバーチャル祭壇画像に
    はめ込みが可能です。(遺影写真加工システムと連動しております)
    全て葬儀が出来る状態まで当社が処理してしまいます。
    あとは、司会者がスタートと停止のボタンを押すだけです。
    このシステムは5月の大阪で開催されます中小企業展に出展いたしますのでよろしければごらんください。
    色々な意見有難う御座いました。
    今後も色々な意見をいただければ幸いに思います。

  8. ありがとうございます。
    今のコンピュータの処理速度を考えますと、思っていた以上に3D画像が出来上がりますね。以前、プリンタを開発していた当時、1ページを出力するのにCPUがM68K系統でアドビ純正Postscriptのレンダリングに2時間掛かっていたのを思い出しました。その後にAM29Kやi80960のRISCプロセッサへ変更したら数十分、今から考えると途方も無い時間ですが(笑)。最新のCore i7やXeonの12コアのマックを使えば一瞬にてレンダリングが。技術の進歩には目が離せません。

    技術の進歩と文化の交流で葬儀の考え方が葬儀屋さんが思っていた以上に早く変化が進んでいることをもっと葬儀屋さんに知ってほしいですね!
    ありがとうございました。

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