ビブリオバトルを通じて

Biblio Battle

Biblio Battle

24日の金曜日に関内の「さくらWORKS」と言うコワーキングスペースにてBiblio Battleを見学してみた。
これは一人5分で本の紹介、2分間にディスカッション、そしてすぐに15秒以内に次の人に交代。
そもそも人に読ませたくなるように本を紹介するディベートでもある。

そもそも2007年から京都の谷口(たにちゅー)氏から草の根で広がった。猪瀬知事(当時副知事)が推奨してアキバで3000人の観客を交えてバトルしたとのことだ。

本が売れない時代にどうやってみんなに紹介できるかで書店でも開催されている。これは有隣堂の「本の泉」の公式ブログである。

http://www.yurindo-izumiblog.jp/archives/28220106.html

まずはホームページ告知し発表者と本を紹介して改めて盛り上げることが大切。イベントとしては家族でも、居酒屋でもできるにで気軽にできるのが特徴。

古民家でビブリオバトルもやっている。
http://kominkaprj.wordpress.com

しかし、勝つための方法があって、それを使いすぎると聞いてる方もアレとなる。

メインは懇親会でコミュニケーションで本のことを詳しく聞ける。
コミュニケーションツールとして会社でもやっている。会社ではちゃんと時間内できちんと伝えら?るかが課題。

年内にワールドカップを開催したい。
6/9@有隣堂 伊勢佐木町 15時より

更にハウスクエア横浜と言う住宅展示場や図書館でも開催される予定。

5分間のスピーチ、2分のディスカッション、15ー20秒で配置転換。
タイマーはPCソフトを使うと良い。流れを止めずに時間を使える。
更に色も変えておけばどのモードにいるのか発表者も司会者もタイムキーパーも客観的にわかるので間違えがない。

そしてビブリオバトル用のタイマーがこちらにあったので紹介する。
http://wiwi.sub.jp/bibliotimer

プレゼン方法は自由。紹介するのはマンガでもどんな本でもOK。

勝つには人をワクワクさせる情報を提供する。
タイムが来たら終了。

実は自分が著者である本でもOK。質問は色々と個人的なことも出る。
本を紹介する時は多くは人生観、人の死生観をにも照らし合わせて紹介することも良い。
さらに作者の生い立ちなんかも紹介してスタートを切っても良い。
本の紹介で朗読もOK。

ディスカッションタイムは時間が余ったらCMタイムとしてもOK。
司会者はディスカッションの流れをスムーズにする。

最後は参加者の投票。発表者も後ろを向いて、誰が投票してるかわかならいように、自分達も自分の本以外の投票する。最後は表彰!

もちろん懇親会があると次のビジネスや発表に備えて研究することもできる。

さてここまでがあらすじだ。我慢して最後まで読んでいただきありがとうございます。私としては次からが本題であり、どうやって応用するかを。

そう、紹介できるのは本だけではない。
実際、「ブツ」であればナンでも紹介する事は可能だ。
従姉妹は花屋さんを経営している。
最近、お花は売れない。売り方が見えない。
更に華道すら下火になっていて、お教室に生徒さんが集まらない。
これこそこのビブリオバトルの応用で紹介することによってお花に興味を持ってくれる人がいるはず。お花だけではなく、茶道も同様。
おもちゃでもいいんだ。好きなおもちゃを紹介してゲームを流行らせることも大切だ。

ここで注意せねばならないのは「誰が主催で、開催場所はどこか」である。
ビブリオバトルで面白いのは古民家を利用したりオープンな場所を利用したりしている。しかし、書店でやると引く人も少なくない。だからこそ他の場所を借りて開催することが良いとも言える。生花店でアレンジの投票をすることも良いが、もっと気楽にみんなが参加して競いあえる場所も必要だ。参加者の敷居を低くすることが大切である。

盛り上げるにはライブストリーミングもやっても良いが、参加者に許諾を取らないとならない。そして朗読される場合は著作権が絡むので、朗読は禁止となる。写真撮影も実際は肖像権などもある・・・
でも面白い企画であるかも。

正直なところ焼き鳥の味を競うこともよいのだが、発表中にモノが消費されてしまうと投票が難しくなる。これは居酒屋向けのイベントになるな。焼き鳥を食いながらと言うのは難しいが、居酒屋でビブリオバトルを開催することも可能だ。ただ、少しやかましいことも事実だ。

ビブリオバトルはディベートまでは行かないが、発表することできちんと相手に自分の意思が伝わるかどうかが確認できるので最近は会社でも成果やプロジェクトの発表の場として活用されている様子だ。

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