昨年、ひょんなことから、再度準会員(アソシエイツ)の連絡委員会(Associates Members’ Liaison Committee、以後AMLC) に戻ってしまった。
忙しい中、ナンとか切り抜けるようにボラを請け負うことになった。
そして2016年の選挙の推奨委員会の副委員長に就任してしまった。
さて、私は2005年にこの記者クラブの準会員(正会員は外国人ジャーナリストと海外で勤務経験がある日本人ジャーナリスト)で、紆余曲折で正会員のジャーナリストと植民地支配されている準会員との間を保つAMLCのメンバーになり、当時1800人くらいの準会員がいる中、たぶん日本人初の書記長を務めることになった。
そして、数年前に多忙なためにそこの委員会を去ることにしたが、やはりまたお声がかりがあり(笑)、ズルズルと引きこまれてしまった。
外人記者クラブ、正式には「日本外国特派員協会」の年度は6月決算で7月から翌年の6月末が役員任期である。この次期になると内部で、誰が会の運営を決める次の会長(President)になるかを決めることになる。
私がAMLCに参加していたころは、準会員から役員を送り込むのに必死であった。
この植民地化を減らそうと言う試みがあり、会則の変更を押していた。
私がAMLCを辞めたあとに、去年から役員と監事を準会員から送り込むことになり、目的は達成した。
何故準会員から送り込む必要があるのかは、準会員の多くは企業経営者であったり、専門家が大勢いる。
ジャーナリストはあくまでもジャーナリストであり、経営者とは言えない人ばかりである。
つまり、彼らは経営の専門家ではないし、建築の専門家でもなければ、法律の専門家でもない。
このような人たちに進駐軍が70年前に作ったシステムを委ねてよいのかと言う疑問があり、今日に至ることになった。
しかし、まだまだ道のりは険しい。
それは、役員任期が1年毎であるので、方針が決まる前に任期が訪れるか、選挙運動が始まる。
つまり米国の大統領選と同じ3年目で残りの任期はほとんど手に付かない状態であり、我々もお正月をすぎると役員はバタバタする。こんな状態で運営できるのか?と言うことに毎年ぶち当たる。
さて、それはそれで、仕方ないので、今、我々はこの任期を2年にしてもらおうと言う動きがあるのと、もう一つは2018年の後半(いつだかは私は知っているが書けない)に今の有楽町駅前の三菱地所が保有する電気ビルから移転を迫られており(これは8年近く前からの話で私がAMLCの書記長をやっていたころから)、やっと具体案が出てきて、部屋のレイアウトなどの交渉に入り大詰め状態になっている。
そこで、さぁ選挙!(笑)
毎年のことであるが、今年は監事役を引き受けてくれる人がいない!
監事は実は2年の任期である。
これが、これで実はフルタイムの仕事になりうる。
そして、決算やおカネの流れを見なければならない。
これをボランティアでやれと。
私的は、「(゚Д゚)ハァ? ナニを言っているの?」のレベルである。
何かあれば、責任だけは追求され、報酬は得られない(ランチ代だけか?)
こんなので本当にやりたい人はいるのかがわからない。
本来なら、こう言うのは会計監査人に仕事を委ねることが大切だろうと。
それも第三者に。
内部からだといくらでお情報操作が可能である。
ちなみに、外人記者クラブの日々のオペレーションには支配人がいる。
この支配人はGeneral Managerの役職であり、スタッフとのやり取り、記者会見のやり取りなど、すべて見ている。ではジャーナリストはナンのためにいるのか?
これらの人たちは運営と言うよりもただの会の方針を決める人たちであり、取締役会なのだ。
取締役会が必要でないとは言わない。
そして、この5年くらいでどれだけ支配人が変わったか。
支配人代理と言う人もいたが、事情があって退職。
さて、今回は準会員の選挙で立候補者を選ぶ投票があった。
通常の取締役と監事を選択するのに、立候補者の推奨委員会に加わり、そこの委員長と副委員長は正会員の選挙委員会に所属することになった。実は、ここで波乱万丈。
今回で二度目の選挙での挑戦。
アソシエイツメンバーがどれだけ影響を及ぼせるか。
しかし、未だにきちんとした議決権がなかったりしている。
そして、まず立候補者を選んで、そこからまた選挙がはじまる。
情報は交差しているが混乱もしている。
監事として立候補すれば100%当選する。
しかし、誰もいないのと、きちんと表明されていない。
それ以前に去年の選挙の問題を持ち出す人たちのいる。
ある会員は資格があるのか、ないのかなど。
そんなの書類でしかわからないんだから、提出書類に確認不可能なことを書かれても証明できないし、既存の情報のみで判断せざるを得ない。
当時の担当者を責める現役員がいた。
ナンだかやり切れない問題が多い。
まだ5月半ばだ・・・乗り切るしかない。