実は昨日有隣堂の横浜伊勢崎町店別館で15時から17時にビブリオバトルがあったのでまた見に行った。

バトラーとして参加する本は実は私の手元にあるのだが、果たしてこの本が買えるかどうかは不明。同じ個性心理学の支局長でB2Bコンサルティングをされている著者の一人でもある幸田さんから頂いた貴重な本である。
この本の素晴らしいところを紹介したいと思っていたが、それは流通がどのようになってからわかってから紹介してみたいと。
さて、昨日は有隣堂のIさんがまた音頭を取られて開催されていた。今回が有隣堂で行うのが4回目だそうです。Iさんはビブリオバトルで全国を飛び回っていらっしゃる。たしか先週、Iさんは福岡でも開催していた。
本屋さんがビブリオバトルをするって言うのは余程でないと人が集まらないかと思ったが、場がちょっと違うだけで大勢口コミだけで集まると分かった。

ビブリオバトルは2セッション(4名x2)を行った。5分の発表、2分の質疑応答、30秒の入れ替えで行った。
バトラーは最新式アナログチックの割り箸に番号を振ったくじで発表番号を決める(笑)。そしてスタート。幾度もやってもドキドキされるとのことです。一番目の人はタイマーのスイッチを押せる権利を獲得!
司会はチャーミングなIさんが担当。
司会と言っても司会なんか殆どやることがない。
時間が来たら「タイムで〜す!」
質疑応答の時に人を決める。
始まりと終わりの挨拶と、後はチャンプ本(本がチャンピオンですよ、人ではありません)の発表と表彰式のみ。
公式ルールそのモノが緩やかなので、あまり変なことは起きません。参加者がそのチャンプ本を挙手で決めるんですから。
前回、さくらWORKSではじめて参加した時は、あまり本を買う意欲がそこではなかった。どうせ(失礼ながら)Amazonでも買えるだろうと高をくくっていたら、アカンがねん!そう、優秀な本って出会った時が買いなんですよ!それが縁なんです。
ってことで今回は4冊もまとめて買ってしまいました。そう、それが本屋さんでビブリオバトルでやる醍醐味なんです!
その場で本を用意してくれて、ワクワクしてくれる本をその場で売ってくれるんです!!!
前回、帰りの途中でIさんと一緒に電車の中でお話をさせて頂いたときに、本屋さんでビブリオバトルをするのは一般の人って「引きませんかね〜」と・・・だって商売が見え見えだから、ちょっと足が遠ざかってしまうのではと・・・
浅墓だった!本屋さんや図書館でやるからこそ、意味があるんだよ!即売会ができるんですよ!便利なんですよ!
ビブリオバトルでチャンプ本に選ばれた本は発表者の技量もありますが、正しく人をワクワクさせて引き寄せる本なんです。自分が見たことも聞いたこともないジャンルを紹介してくれるんです。こんな時ってその場でしかないじゃないですか!出会った時が買いなんです。「今でしょ」。
さて、何故私がこれを紹介しているかと言うと、アナログの発表はとても大切なんです。デジタルを駆使しても発表するのは人間。人間はアナログなんです。そして5分と言う時間がどれくらい大変か。
そして公式ルールはレジュメは使ってはならない。自分用のカンペ程度はOKだが、みんなに配布することは許されていない。そして時間が来たら、ハイおしまいなので容赦ナシ。これこそコミュニケーション術を磨く良いことだと。
ビブリオバトルが身近で開催されているなら、ぜひ皆さんに参加(見るだけでも良いから)行って欲しいです。今回、第2セッションのチャンプ本を紹介したのは、ナンと高校1年生。それも初めての参加。度胸もあれば、それくらい本が好きでワクワクできる紹介をしてくれた。