ちょっと興味深い記事を発見したのでご紹介したい。
葬祭業とは直接関係ないのだが、友達と情報を交換する新しい手段。
それも旅たちについてだ。
元記事がこちらだ:
http://www.springwise.com/transportation/airlines-facebook-app-lets-passengers-choose-seats-friends/
さて、マレーシア航空がFBを使って友達に近い席を探すと言うサービスを提供とのことだ。これは面白い試みだ。これが冠婚葬祭に活かせるか・・・
結婚式の席は両家の都合で決める。お祝いをする出席者が決めることではないが、これが覆されたらどうか?
葬儀も同様で(あまり参加したくないと言う気持ちが大きいだろうが)、義理で知らない 方のご葬儀に参列ほど疲れる物はない。お焼香時に遺族へ会釈してすぐに帰るのが関の山だろう。本来葬儀は親しい人たちで送り届けるのが姿であったが、これが薄れてしまった。
さて、ここで知り合いが一緒に参列していてはどうか。Location Based Serviceの延長とも言える。それならFourSquareでサインインしろよとかFBでチェックインしろよと言うのが簡単かも知れない。しかし、これは葬儀の参列であって、その後のことを考えてはいない。葬儀社としても焼香が終わって、お通夜なら会食場へ移動して頂いた後にはノータッチ。これも普通であり、それ以上手出しをすると余計なお世話になってしまう。
しかし、友人がどこにいるのかを提供できるシステムがあればどうか?
大きい葬儀場だと複数の会場があったりする。まれに同時に別の知り合いの葬儀が行われていることすらある。掛け持ちと言うお方もいらっしゃる。(実はお寺さんもそう言うこともしばしばある!時間をズラして同じ会館内で違う檀家さんの通夜の読経を担当するとか)。
昨今、他人の葬儀で自分の置かれた立場を把握出来ない場合、知り合いを発見出来るとどれだけ心強いか。それだけ人間はつながっていたい生き物である。