エンディング産業展2018

8月22日〜24日の三日間、東京ビッグサイト東館7ホールにてエンディング産業展が開催されました。
私が所属している日本葬送文化学会の今年度からの会長、福田充氏が主催のTSO Internationalさんと実行委員長でした。

公式参加人数が述べ25000人弱とのことでした。

台風の影響のあり、昨年よりも少なかったのは残念だったかと思いました。
しかし、会場も東7ホールにて広くなり、窮屈ではなかったので人と肩が当たるようなことはありませんでした。

そして今年は終活カウンセラー協会が主催している「終活フェスタ」も24日に開催されたので、もっと終活者が訪れるかと思いましたが、的が外れたました。しかし、私が所属している日本葬送文化学会は2小間をいただけることになり、それなりに賑わいました。
場所は8-50という入り口から対角線上とっても遠いところでしたが、意外と目立つところをいただけたのと一通りも悪くなく(セミナー会場の近くでもあり)、1000部用意した今年度の学会の案内がすべて配布してしまいました。

そして、一般社団法人 ジャパンフューネラルフラワー協会さん(代表理事 岩田弘美さん)が主催するお供え花コンテストを開催。
何がよかったかというと、リースです!
リースはご供花として使えることを目の当たりにすることができました。
確かにこれが100輪も注文がきたら作るお花屋さんはパニックでしょうが、プリザーブドフラワーで作れば保持できるのとより良いものが出来上がりますし、菊の一点張りではなくなります。そして、「美坊主コンテスト」をやらなかったことです。コンテストに出場するお坊さんも歯がゆいことがなくなりました。

マスメディアも多く来場し、取材してました。
ここで問題だったのは、マスメディアはニュース性だけが欲しく、葬祭界はそんな変化があるわけないのです。VR葬儀だろうが、ドローンで空撮だろうが、枝葉の課題なのです。葬儀とは「温故知新」で人を弔うことがメインであるからです。

そして、人間は、今までもこれからも人を弔い、お参りするでしょう。
動物の中で唯一炎を扱え、更に亡くなった人をいつまでも弔いの儀式を行うのは人間だけですから。科学や技術の発展があっても、儀式そのものの意味も変わっても、人間は手と手を合わせることはやめないでしょう。

これを理解しないマスコミだからこそ「マスゴミ」と言われ続けるのだとつくづく感じました。