お墓とQRコード

2008年に私の友人でもある、山梨県甲府市の石材店である石の声さんが墓石にQRコードを埋め込んで、CNNやReuter、Wired.comにも掲載されました。

そして、今回のエンディング産業展でも似たことをやっている会社がありました。

詳しくは、こちら(私の葬儀に関してのブログ — jfuneral.com )に掲載しました。

http://bit.ly/2btv0bp

QRコードと言えば、デンソーウェーブさん。
2次元コードが出来て色々と便利になりました。
私の YouTube ビデオの映像にもかなり利用しています。

今回は、ちょっと違う会社がやっていました。
小さなソフトウエア開発会社が石材店やお寺とタイアップしてシステムを売る仕組みを紹介してました。

エンディング産業展なので、あの世へ行った後にお参り墓をネット上で用意すると言う仕組みです。まったく新しい発想ではないです。しかし、今回は基幹にSakura Internet社のクラウドを利用した様子です。

会社が大きくなりのですが、実際墓石の方が会社よりも長く残るでしょうし、どうするの?って伺いました。取り敢えず、親会社が面倒を見るとのことですが、その親会社だって大きくはない。

取り敢えず、そんなことを言ってるよりも、ガラスにQRコードを印刷して、焼きあげてそれを墓石のどこかに取り付ける。

そもそも、永代供養の定義もかなりまばらで33回忌までとか50回忌までとか、そして合葬墓に入れてしまうとか、その前にお寺の経営も難しい時代なのでお寺が消滅する可能性も多くなった時代です。

そして、お墓を建てるに、どの石屋さんが利用できるかとか制限があるんです。
その石屋さんがそのお寺や霊園と提携しているなら使えるけど、このQRコードを印刷したモノを墓石に貼り付けることは難しいんです。

場合によっては、雨風で接着剤が剥がれてしまう可能性もあったりするのでこのガラスタイルが割れてしまったりする恐れもあります。

QRコードは残るでしょうが、今後、そのサーバが残るかどうかは・・・

ちなみに、私は25年前くらい前までBekkoameとRim Netのアカを持っていました。
事業はあっても、会社としてRIMはもうないですよね(現在イージェーワークス=PC Depotグループ)。そしてBekkoame Internetもフリービットですからね。

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Bluetooth通信でバリスタ操作

ネスレが新しいVaristaを製品化すると。(リンク先はPDFなので注意)

え〜、それはIoT化と言うのかどうかはわからないけど(何故ならネットには繋がっていないから)だが、Bluetoothとアプリを通じて、自分好みのコーヒーが選べると言うのはありがたいことだ。

「ネスレ、BluetoothでつながるIoTコーヒーマシンを発売」

さて、私は毎日コーヒーを飲む。
それも、毎回豆を挽いてコーヒーを入れる。
多い時は4〜5杯飲むこともある大のコーヒー好きでもある。
更に自分の好みの味わいを作れるようにした。
もちろんハンドドリップだ。
朝は急いでいるので本当はハンドドリップではなく、プレスが良いのでしょうが、調べたら、結局時間を掛けてプレスする必要が出たので、ドリップ時間を楽しみながら(実際イライラしながら)コーヒーを入れてます。
そして、私の場合、安いコーヒー豆、それもすでに挽いてあるモノを再度、ミルが一番細かくできるように調整して味を楽しんでます。

2016-08-29 08.21.04

さて、Bluetoothに課題を戻します。

他のブログでだいぶ昔に書きましたが、私がM社(現在KM社)の厚木開発センターでプリンタのコントローラを開発していた20年以上も前の話しですが、プリンタとパソコンと通信させるにはIrDAよりもBluetoothのほうが便利だと提案したことがありました。
当時、Bluetoothとはナンだ?と言われましたし、Ericssonってどこの会社だ?とも・・・
ソニーとEricssonが一緒になって携帯を作るようになって、やっと名前が広がりましたが、当時は説明するのも至難の業でした。それはともかく・・・
それに、当時のM社の役員にはカメラすらデジタル化するのにCCDとはナンなのか?と言うところからの説明する必要がありました。

実は、Bluetoothでの通信も一枚岩ではない。
現在でも規格は多数あり、これから「5」の規格に移ろうとしています。
これは、IoTを想定して色々と規格の幅や通信速度や混信を妨げる工夫を施しているのでしょうね。

そんな中で(今回はIoTとは言い難いのはそのバリスタの中で完結しているから)Bluetoothを通じて自分の味わいや泡立ちなどを設定できると言う素晴らしいアイデアがあるから紹介しました。
本来なら、職人芸ですが、毎回だれでも同じような味わいのコーヒーが入れられると言う画期的な仕組みであるからです。ホリエモンさんが、寿司職人を作るのに、3年も経たないとやっと握らせてもらえないような無駄な時間を過ごすことはやめてしまえと。私もこの辺りは同意します。

職人の経験値がデータ化され、このような装置があることによって、これが再現出来ることはとても良いことだと。プロのワザをそのまま受け継げられることはとても大切である。運転でも同様で、コンピュータ制御されて、事故を自動回避できればとても良いことだと。

さて、今回のアプリは9/20にならないとダウンロード出来ないのと、iOS9.0以上、更にAndroidは5.0以上でないと動作しない。つまり、多くの日本で発売されているAndroid 4.4.2(KitKat)端末はアプリを入れることすら出来ないので注意が必要だ。
やはり必要なのはキャリアがアップデートしてくれないとケータイが使い物にならないのが残念だ。

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本当の意味でIoT化だと言うなら、ネスレさん、これをネットに繋いで、人々が自分用のレシピを公開できるようにして欲しい。