「さしすせそ」の音って耳障り

ポッドキャストは講座を作っていて、ちょっと違和感がある音がある。

一つは籠もった音、
一つはパピプペポ、
一つは微妙なリバーブ(部屋の何かに反響している–多くは机とか壁)、
そしてサシスセソのキンキン音

パピプペポはポップガードである程度カバーできます
これは口から発する突発の「風」がマイクへ当たるものです。

サシスセソは意外とキンキンに聞こえる人もいます。

実際、マイクの特性もあったりますので、ナンとも言えないので、私自身はミキサー経由高音を落として収録しています。
落としすぎると「籠もった」音にしか聞こえなくなるのでこの塩梅が微妙です。

ちょっと聞いていただきたい

「さしすせそ」.WAV 44.1KHz 32bit

「さそしせそ」を3回簡易的にしゃべって収録してみた

このアプリはAdobe Auditionを使っている。

そして最初のは、除去していない
次のは高周波の一部(黄色が濃いところ)、
そして3回目のは高周波(10KHz以上をカット)

まず、Auditionでこの波形を見るには

周波数をスペクトル表示

乱暴な言い方だが、講義とかは音楽を楽しんでいるのではないので、ネット上で圧縮された音なんか10KHz以上は要らないと私は思っている。
しかもzoomなんかハイレゾにしない限り、音を間引いってガンガン劣化させているから、10KHz以上は切っても問題ないだろうと(笑)


注意しないといけないのは、音声は3KHzくらいまで利用しているので上は5KHz以下を削除すると不自然に聞こえてくる

人間の音声の周波数帯は 100Hz〜1KHzくらいだが、上が消されると籠もった音に感じるから5KHzくらいまでは残しておこうと。ソプラノとかはもっと上だが、そういうキンキン声を丸くしたいと言うことなので。

ドッカ〜ンと選択しちゃおう・・・ (乱暴だなw)

そしてカット〜〜〜〜〜〜!wwwww

切りすぎると不自然に聞こえるので注意ね

そんな中で、「さしすせそ」はこんな状況なので必要ないところを下げるのがいいのかなと。

見てもわかるようにキンキンに聞こえるのが最初の上の方に出てくる音だ

ここをすべて除去すると籠もってしまう

簡単な除去方法はミキサー経由、ちょっと高音を下げるといいんだが、USBマイクだとミキサーではなく、直接パソコンに入れているので苦労する。
実際、USBマイクのアプリがあったら、それで調整できると便利だと言うモロに強引なお話でありました。

乱暴なお話で恐縮でした(笑)

あと、20バンドグラフィックイコライザと、マルチバンドコンプレッサーで対応。
このほうがいいかな・・・ ヾ(゚Д゚ )ォィォィ ここまで書いておいて

1.4KHz〜4KHzくらいを調整するとリアルタイムで見えるからわかりやすい。

聞きながら落としていくといい

すべての高周波を落とすと、ハイカットフィルターと同じになる。
やはり2~4KHzくらいだけを落とすほうが良いだろう。
そうすることで、多少「抜け」が良い音が得られる。

ノッチフィルターの場合は、局所的に落とすので幅を広くすることが難しい(フィルター設定でできないことはない)