2年ぶりにリアルで開催されたテクニカルショウヨコハマで発見したもの

写真を取り忘れてしまった!

去年はオンラインで開催、そして今年はリアルとオンライン。
そういえば、去年は運営が悪くてイラってしたことがあったなと。
それはともかくとして、今年は開催されたのでめでたしめでたし。
しかし、会場から出るにも、またQRコードがついた登録表をスキャンしないといけない。
トイレに行きたくて走っているのに。
これが運営のお願いとのことだった。
いや、それは問題あるだろうと。
何をそんなに監視したいんだ?って。

そんな中、知っている会社さんもあったり、妻の会社を知っている会社さんもいた。
そして、旧知の友が今は相談役をしている会社とちょっとお話ををしました。

色に着いての話題です。

Podcast テクニカルショウヨコハマ 2022

非接触の空間タッチシステムを作られていた。
実はポッドキャストでは初夏くらいかと言ったのですが、記録を見たら11月中旬でした。
まだ数ヶ月前の話・・・それが半年前のように思えてしまった。

実際、私はカラーレーザープリンターやコピヤーを開発してきました。
更に私の会社、ワイ・イー・ワイはYEY(イエイ!→遺影)を開発する会社でもあり、色はこだわりがありました。
ちなみに、マクベスのカラー測定器まであります。

たまたま仲の良い友人のパパさんが色弱だったことを思い出しました。
それで、本当は工業高校から電気工事資格を取ろうと思われていたそうですが、色弱であることが判明し、受験資格すら通らなかったと。

このような空間に浮かび上がる映像はなかなか見えない課題もあり(コントラストの低さ)、盗み見可能、タッチが難しいなどがあって、その盲点をお伝えした。

「色のシミュレータ」アプリ

https://apps.apple.com/jp/app/%E8%89%B2%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF/id389310222

調べたらアンドロイド版もあるらしいです。


まずこの画像を見ていただきたい。
CPDTAはCUDO(Color Universal Design Organization)が利用する色弱の定義。
一般でも使われます。
Cの定義はよくわかりませんが、PはProto(Primary)で1としてProtanope、DはDuoやDuelと同じの2としてDeuteranope、TはTri(Tersia)の3として、Tritanopeで、AがAllだろうと推測します。

ここではCPDTの方々の色の見方を紹介します。

Cを見ていただけると、ちょっと濃いオレンジのVictorのコースターの上にピンクと緑のケーブルがあります。そしてえんじ色のキーボードが。
P(1型)とD(2型)には強弱があるとのことで、このシミュレータでも変更できます。

では、Pの人はどう見えるかとピンクが薄い青!!!!
そして緑が薄い黄色!

Dの人はえんじ色のキーボードが茶色っぽいグレー!!!!

そしてT(3型)の人はコースターがどピンク!!!
更にケーブルの緑の端子の薄い青ですね。

これでおわかりですよね。
電気工事ができないというのが。


実は、パイロットもこれで試験に落ちていましたが←はい、ここで歴史が反転しました。

ベトナム戦争時代に米軍がパイロットが足らなくなったのです。
色盲検査で人を落としていました。
しかし、当時、色盲(Color Blind)と呼ばれた人たちが次々と敵のカモフラージュを発見したのです。
そして、味方のカモフラージュもすべて識別できることが判明したのです。
これはすごい発見だということで、米空軍は一度落とした人たちを採用する方向にしたそうです。

つまり、Cの人たちが騙されるけどPDT、またはAの人は騙されなかったらしい。


さて、話を戻しますと、目の問題は色盲・色弱だけではなく、白内障、緑内障など他にもたくさんあります。私みたいに片目の眼球が歪んでしまった人もいます。

そこで白内障の人の場合は水晶体が濁ってしまうから、なおさらコントラストが悪いと見えないのです。

社会全体がそれを理解しない限りは弱者が生きづらくなります。

色のお仕事をされる皆さま、どうか一度このようなアプリを利用して見てください。
バナーがオールブラックに見えたりすることもあります。
なので、どこどこ・なになにの色をクリックしてくださいとか言ってもわからないことが多いのです。