先週(既に先週だな)3/8に日経メッセに訪れてヤマハの大手代理店と言うのか協力会社と言うのか、SCSK社と会談(怪談じゃないぞ)をした。
えっ、グループ会社にQuoカード社があるじゃない!
こんな大きな会社だったのね!株主を見たら、50%以上が住友商事じゃない。
それは置いといて・・・
実はSCSK社がヤマハのWLX302/202の貸し出しをやっているので応募しようと思っている。
今、私は埼玉の某工場にて契約システムエンジニアとして助っ人で入っている。
そこの事業所のWiFiがどうも繋がりにくいとか混信していているとかで修正を頼まれた。
まず、2.4GHzチャンネルが混信していると判明。
2.4GHz帯のWiFiのSSIDチャンネルが重なっているではないか!
ここの事業所には4つのWiFiチャンネルが存在していて、チャンネルが自動設定になっているので、電波が強いのが勝つ仕組みになっている。
実際2.4GHzは混信なしだと3つまでしか綺麗にスペクトラムに収まらない。
それ以前にだだっ広いところなので、このアプリを使って周囲のWiFi電波も重なって飛び交っているのが見える。
更に私も自前でWiMAXルータを持ち歩いているので、またそこに混信する電波を流す!
実は、今までこの様な便利なアプリがなかったので、私は NTT AP2Checkerを利用していた。
今ではこのWiFi AnalyzerがAP2Checkerとソフトスペアナになってしまう。
それもPCを入れたら40万以上の製品が無料!
さて、次にやったことが、どっかにまさか盗聴器は仕掛けられていないかのチェック。
探偵じゃあるまいし、そんなモノを持ち歩いているのか?って・・・
はい、持ち歩いてます!
やっぱり怪電波は拾わないとダメなんで。
よかった、盗聴器は発見できなかった。
では、次に、事業所で問題になっているスループットの問題に取り掛かろうと。
WiFiって一つ、遅いのがあると、APがその遅いのを掴んだ場合、その処理が終わるまで繋ぎっぱなしになる。これがSSIDの難癖なんですよね。だからこそ、SSIDチャンネルを複数に分けて安定化を図ることが大切。そして、出来るだけ有線でつなげるところはつなぐとか、Layer 2スイッチを入れてローミング(APのキャリーオーバー)をして安定化させる必要がある。
そんなことを言っても、事業所に入っているのは超古い民生品のWiFiルータだわ。
どうやら10年近く使っているみたい。
∑(゚Д゚)エ!? 802.11b 仕様か?いや、gも入っているがn仕様ではない。
aも入っている。たぶん、J52、W52、W53だろうと。W56じゃないな。
でも802.11aの周波数帯は静かなのであまり気にすることはなかった。
問題は802.11bgのチャンネルだ。
さて、やっと本題に入れる。
SCSKがWLX302を貸し出ししているので、応募しようかと。
さて、この302と202の違いはファームに搭載されている「見える化」機能だ。
ソフトスペアナが入っていて値段が数万円も違う。
高いか安いかは置いといて、このソフトが優れているのは、WiFiがどの時点でおかしくなったかをきちんと記録していてくれる。
つまり、常時スペアナ画面を凝視する必要が全くない。
いつ起きるかわからない誤動作や不具合を自動的にキャッチして保存しておいてくれるのが302で、今回みたいなケースには持って来いのモノでもある。
そして、今ある4つのSSIDでチャンネルが重なっているモノを1台のマシンで解決出来るわけですよ。
SSIDを複数(各周波数帯に8個ずつ–合計16個)持つことが出来るし、WDS機能を利用して通信エリアを広げることも可能である。
そして各周波数帯に50台ずつ(合計100台)のクライアントマシンをつなげることが出来る。
私が気にしているのが、実は50台、50台で足りるかだ・・・
可能なら多くのマシンに5GHz帯を使って欲しい。
さぁ、どうなるやら。
返事はこれからだ。
ちなみにこのWLX302は2013年3月から発売されている。
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