葬儀の展示会のオンパレード

昨年2017年も、2016年も同様に葬儀の展示会のオンパレードでした。
「終活元年」とも呼ばれ出したのが2016年くらいです。
NHKのクローズアップ現代も遺骨の扱い方を放送してきてますし、Facebookでもオープンなグループを作り、情報の発信をしています。

そんな中で、2017年も綜合ユニコムによる「フューネラルビジネスフェア」、TSOによる「エンディング産業展」、そして終活カウンセラー協会による「終活フェスタ」が開催されました。
エンディング産業展に関しましては実は、私は大阪にも3日間のうち、1日だけですが顔を出しました。私が所属している日本葬送文化学会が展示していましたので。

さて、「終活フェスタin東京2017」でちょっとした骨瓶を発見したのでご報告いたします。

終活をする、しないは当事者の課題でありますが、今の時代はやらねば損だと言う認識が強くなりました。そりゃ、稼いだお金をみすみす知らない人たちに配分されたり、国庫金になったり、残された人たちが困ったりすると厄介でしょうから。

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何を隠そう、この600円弁当がすごく美味しかったです(そこ違う!w)

 

2017年のフューネラルビジネスフェアは閑古鳥が

閑古鳥が鳴いているかと思ったら・・・いや、去年よりも参加者が多い。
しかし、なぜそう見えたのかは、出展している「モノ」が圧倒的に少なかった。三菱電機さんに伺うことができて、モノが大きいのでブースはパネルだけになっていた。

https://yeyshonan.wordpress.com/japanese-funeral/funeral-biz-2017/

さて、私は初日しか参加することが出来なかったので、二日目にどれくらい人が訪れたかはわからない。しかし、少なかったかと思ったが、実際数字を見ると去年と大差がなかった。
そして今、見たら、二日目のほうが初日より少なかったと!

◆出展社数 123社/202小間
◆来場者数 11,594名[ 6月26日(月):6,526名/27日(火):5,068名]

 

それはこれから綜合ユニコムが考えることであって、どうするかだ。
何しろ「エンディング産業展」と時期がすごく重なるからだ。
出展する起業も、6月末にフューネラルビジネスフェア、8月下旬にエンディング産業展、そして、9月に終活フェアなどあれば疲弊するだけだ。

どう考えても消耗戦になっている。

2016年、去年は初日の天気が悪かった(台風直撃の日だった)が、トータルとして、悪くはなかった感じがしたが、やはりあまり参加が多くなかった。

◆出展社数 128社/211ブース
◆来場者数 11,533名[ 7月5日(火):6,728名/6日(水):4,805名]

しかし2015年からすると出展社数は減ったが、参加者は伸びている。

◆出展社数 143社/231ブース
◆来場者数 11,235名[ 6月8日(月):6,399名/9日(火):4,836名]

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海外の骨瓶

葬儀と縁が切れないが柩と骨瓶です
日本は99%以上が火葬します。
火葬しないのは、火葬設備がないところだけです(主に離島)。
火葬については「火葬研」があるので話しは割合いたします。

さて、毎年(過去20年)行われてきた綜合ユニコム主催のフューネラルビジネスフェアにて昨今は手元供養品が盛んになってきました。
手元供養の場合、まさしく遺骨の一部を手元に置いておくことです。
これがペンダント、プラック(板)、小さな骨瓶であったりします。
骨瓶を扱っている業者さんはかなりあります。
多くが瀬戸にあるのは、瀬戸物を扱う産地でもあるから。
あと、有田とかも。
しかし、これらはマスプロ化の時代です。
瀬戸物や中国磁器(ボンチャイナ)だって粘土を焼いて作ります。
多くの手元供養品も同様。

自分仕様って作れないか?
まず、自分仕様ってどうなのか?
自分仕様と言うのは火葬場から帰ってきてから入れ替えることになります。
特別の形のは火葬場では扱えない(扱いたくない)または火葬場へ骨瓶の持ち込み禁止(東京23区)すらあります。
それと大腿骨みたいな大きな骨(多くの場合は既にもろくなって小さく砕かれています)を特別な形をした骨瓶に納めることが難しいです。
手元供養として置いておきたいなら、一度お骨を粉砕する必要があります。
ご自身でなさっても問題はありません。

1つだけ注意が必要なのは(粉骨ではなく)、お骨を入れた桐箱に埋葬許可書が一緒に入っています。
火葬場の職員は喪家が失くさないようにお骨と一緒に桐箱に埋葬許可書を入れてます。
埋葬・火葬許可書は再発行はされませんので。

さて、話を元に戻します

海外の骨瓶、とくに「西洋骨壷」で検索されると色んな形がでてきます。
さて、時代は21世紀。
そして3Dプリント技術が徐々に盛んになってきました。
3Dプリンタは樹脂だけとは限りません。金属製も作れます。

アメリカは「火葬」=粉骨までが最終段階です。
日本みたいに骨を残す文化ではありません。
骨を残すにはそれなりの火夫(かふ)さんの技術があります。
従って、杯にすることが火葬の目的で、最初から自由な発想の骨壷が存在します。

こちらをご覧くらださい。

元NASAのエンジニアの骨瓶です。

http://www.prweb.com/releases/2015/07/prweb12862671.htm

スペースシャトル!

瀬戸物では作れないです。
これをメーカーに頼んでも作れないです。
それなら自分で設計して作ってしまおう!
3Dプリンタで作るにはそれなりの知識が必要ですが、ファボラボへ行けば丁寧に教えてくれます。

そして、昨日、豊島区の椎名町駅前の金剛院さんを日本葬送文化学会の定例会の野外研修会で訪問いたしました。
骨瓶に関して、今後どうなるのか、色々と楽しいお話を住職から伺いました(これは別途書きます)。

脱線王だな・・・
3Dプリンタなら、粉骨したあとに自分仕様や自分が残したい気持ちやイメージを残すことができます。
お骨の扱いが今後、意識が変わってくるだろうと。
遅かれ早かれ、葬儀社はその対応を迫られるだろうと。
金剛院の住職はこの5年以内に激変するだろうと。

自由な発想があっていいかと思います。
葬儀の文化はあらゆると変化しています。
対応できない葬儀社が崩れていくでしょう。

亡くなる人への言葉

私がFeedlyでフォローしている葬儀屋さんがいます

http://funeralservice.livedoor.biz/

内容をパクられました。
確かに怒り心頭です。
キューレションサイトによるパクリ、サイトそのもののパクリ、最近は酷いもんです。
アフィリエイトビジネスが悪いと言っているのではなく、パクルのをやめようと言ってもパクル人にはそっちの能力が上だからパクルんですね。

取りあえず、\(・_\)それは(/_・)/置いといて

亡くなる人への言葉はと・・・
日本では、亡くなってから「お悔やみ申し上げます」「ご愁傷様でした」と。
日本語なら、本来「お悔やみ申し上げます」の方が適切かも知れない。

しかし、これは亡くなってからの遺族への言葉です。

亡くなって行く人へは何を伝えたらよいか。

もう1つ、私がフォローしているサイトを紹介します
http://www.calebwilde.com/2015/07/last-words-six-things-to-say-when-someone-is-dying/

ここにはとっても良いことが書いてあります。

1) I love you
2) Thank you
3) I forgive you
4) Forgive me
5) I’ll be OK
6) Good bye

「愛しているよ」「ありがとう」「あなたを許します」「許してください」「私は大丈夫」「さようなら」

この6つの言葉がどれだけ人に安らぎを与えてくれるだろうか。
人間だからこそ、完璧ではなく、完璧である必要がない。
亡くなる前の人へ一度、感謝をしてみてはいかがだろうか?

そろそろ葬祭フェアの時期

今年もまたパシフィコ横浜の展示場でフューネラルビジネスフェアが開催されます。
パシフィコ横浜に移ってきてからは6月末ころでした。
それ以前は東京モノレール羽田線の東京流通センターでした。
そしていつも雨季か台風シーズンのまっただ中。
考えてみたら、最近、この時期に雨が降ってなかったな〜って。

今年2015年は6/8と6/9です。総合案内は: http://www.funeral-biz.com/ 
そして、このショーへの案内は: http://sogo-unicom.co.jp/pbs/fair/fbf/2015/index.html です。

一昨年くらいまでは一般の人達も参加が目立ちましたが、どうも昨年から業者思考に戻ってきたような気もしますが、一班の方々も会場入口で入場券がドサって置いてあったのでお気軽に入れるはず。

そして、毎年、この時期になると、自分が数年前に始めたプロジェクトがそのままだと・・・ http://jFuneral.com   もう少し、気合を入れないと。

記念日なんだ

WordPress.comから画面上通知が届いていてよく見たら、4年前にWordpress.comに登録したみたい・・・

wordpress 4yr anniv

そうか・・・2010/11/26 なんですね。
これからも皆さま、ご支援よろしくお願いいたします。
葬儀とIT関連を掲載してまいります。

ありがとうございます。

引き続き、ズッコケ中の http://jfuneral.com もガンバって関係者にお話を伺いに行きたいと思います。

ロウソクの火って神秘的

危険を伴うけど、見ているだけで落ち着きます。

いつの時代からロウソクが葬儀で使われるようになったかは不明ですが、やはり僧侶は線香に火を点けるにはロウソクの火が必要。

三重県亀山市のマルエスさんを紹介

時間があったらもう少し話を聞きたかったけど、最終日ってイベントは16時に終わるとは!