フューネラルビジネスフェア2014終わった

6/24と25でパシフィコ横浜展示ホールにて二日間展示会がありました。 業者だけじゃなく、一般にも公開されてますが、今年は業者向けでしたね。 何故ならテーマが「葬祭ビジネスモデルの再設計」でしたから。 でも展示は去年と変わらない(業者の入れ替わりはありましたが)。 Funeral Biz Fair 詳しくは固定ページのこちらへ: http://wp.me/P1dpqm-jj

 

おくり鳩を紹介

中小企業総合展にて(株)エヌケーが展示していた「おくり鳩」を紹介。
おくり鳩は既に100社くらいで最後のお別れで遺族が送り言葉を添えて棺の中に入ている。
環境的には優しくて、摂氏700度で燃やすとカスも出ず(火葬炉は900度くらいで燃やしている)きれいになくなる布で作られている。

https://yeyshonan.wordpress.com/japanese-funeral/funeral-biz-fair-2012/sendaway_pigeon/

 

 

二番煎じからトップへは

葬祭業がソーシャルメディアを活用する時代でもある。
お客様とのキャッチボールはそれでも盛んでいるとは言えない。
お互いに反応しているのは同業者だろうと・・・
さて、そこでアメリア・イヤハート効果を考えてみたいと思う。
新しい着目点にてトップに立つことだ。
競争する軸を変えねばいつまで経ってもNo.1にはなれない。
さて、その効果を作るにはナニをせねばならないかは、お楽しみ。

遺影とビデオ

遺影写真はその時を写します。
ビデオは言い残したことを伝えます。
どちらが大切か?両方です。
昔の遺影は他人の身体をすり替えて『着せ替え』をしてました。
今では自分らしさが失われることと他人様の体に置き換えられたくないので余程でない限り「着せ替え」を好む人はいません。

しかしビデオはどうなの?
撮影してみませんか?意外と「オヤジ、こんなことを思っていたんだ」と葬儀の時にわかったりします。

私は今年の1月に伯母が他界し、遺影とビデオを作成しました。
遺影と言っても単なる四つ切り写真ではなく、180cm  x 90cm(サブロク)の板に貼り付ける大きさの等身大以上の遺影を作ったのと、そして数百枚ある写真にケン・バーンズ効果を用いたビデオを作成。そして音楽はオリジナル。
Continue reading “遺影とビデオ”

Funeral, a box of chocolate?

Is Japanese funeral a box of chocolate?
May be so.
Read here to find out why.
Box of Chocolate

The simple reason you need to back up is that there are so  many items that proceed simultaneously and the director need to take care of everything.
The director is like a catcher in the baseball game, as well as the manager.

葬儀社の役割

今の葬儀のしきたりはいつ頃から始まったのか?

私は日本葬送文化学会の常任理事であって、葬儀文化の研究を行って来ました。今の高額になる葬儀が流行り出したのは戦後だが、実際には明治時代から行われていた記録がある。しかし、この様な葬儀は有名人やそれなりの地位の人達の葬儀であり、庶民の葬儀ではなかった。庶民が今風の葬儀を執り行う様になったのは明らかに戦後である。

せて、葬儀社の役割は何か?

今の葬儀社の役割は人足集めからだと。これは江戸末期から行われていた。しかし、葬儀を執り行うようになったのは、源平の大将が戦場で亡くなった武者の死体を片付けるところからだと記録が残っているみたいだ。記録が私の手元にないので明らかではないが。

前置きが長くなったが、現在の葬儀社の役割は何か?

それは、故人を鄭重に見送り、僧侶または宗教者のサポートをするのが葬儀社ではないか。葬儀社の役割は地域性があり、葬儀を執り行うホスト役として食事も含めて全てを行うところもあれば、飲食以外のほか全てを行うところもある。都内では値段だけ決めて発注し、最後は集金だけをするブローカーすらある。しかし、このやり方は大都会のみしか通じない。

従って葬儀社の役割とは地域によって変わることをまず知って欲しい。ブローカーがいけないのではなく、各自の仕事を責任持ってやっているかである。