OpenAI社CEOサム・アルトマン氏がAIバブルが崩壊すると警告を促す

サム・アルトマン氏がAI業界の誇大宣伝によるバブルが破裂し、ドットコム時代を彷彿とさせるような過剰投資による経済的損失につながる可能性があると警告しました。
その反面、アルトマン氏は2030年までに超知能(Super Intelligence)が実現するなど、AIの変革の可能性については楽観的な見方を持ち合わせています。
だが、そのためには慎重なリスク回避戦略を強く求めています。

さて、ここでちょうど1ヶ月前の9月10日ガートナー社が自立型ビジネスを支援する左心テクノロジを発表

そして、恒例のハイプ・サイクルを発表:

ご覧のとおり、AIエージェントは過度な期待のピークです。
今、AIエージェントはManus社やGenspark社はMCP(Anthropic社が提言したプロトコル)によって接続しタスク処理をしています。
一般消費者から様々な産業で機能し、コンテンツまで作成してくれています。
これは何を意味しているのかというと、人の働き方を変えているわけです。


昨日、高市早苗さんが「ワークライフバランス無視していきます」と宣言し賛否両論の意見をいただきました。
高市さんとしては、これからの巨大な難題をどう乗り越えるかを考える必要があるからです。
「私、8時間労働しかしませ~ん!」なんて宣言でもしたらこき下ろされます。

ある意味、ジェンダーフリーの男子でもなく、女子でもないバリバリの働き方を提言しており、本来ならフェミニストたちは喜ばねばなりません。
だが、その逆でした。それは、自分たちは女子でありながら、男の社会でも女子として扱ってもらい、女子なりの働き方を提唱したジェンダーフリー(つまり互いを気にしないで)という働き方だからです。

人、それぞれの働き方があり、仕事の処理の仕方があります。
私がよく例に上げるのが、勝間和代さんと歌手の華原朋美さんです。
勝間さんは戦車みたいなお方で常に1000馬力でフルスロットル。
これは勝間さん流の働き方です。他が真似したら3日と持たずに潰れます。
カツマー族はそれに憧れて多くが潰れました。

その反面、華原朋美さんは最大瞬間出力が1000Wで光って一瞬で終わり、Bluetooth Low Energy接続みたいになります。これが本人の持続性の仕事の仕方です。
いいんです。華原さんが勝間さんになってはならないし、その逆もしかり。


アルトマン氏は、今回が警鐘を促しているのははじめてではありません。
AIを活用したワークライフバランス、そして崩壊がどういう意味か。

バブル崩壊したらどれだけの会社が倒産するか(ドット・コムバブル崩壊時みたいに)。

過去にも、AI産業に過剰投資をしている会社がおり、一攫千金を狙っていることに問題があると。
今、マーケティング用でAIツールがいくつあるか Genspark にちょっと聞いてみました。
他の人が調べたところ、2000~3000あるとのことです。
恐ろしい解答が返ってきました。

世界のAIマーケティングツールの数について

世界にAIマーケティングツールがどれくらい存在するかという質問についてお答えします。

現在の状況(2025年時点)

全体的なAI企業の規模

調査によると、世界全体で約70,000のAI企業が存在し、このうち約25%(約17,500社)がアメリカに拠点を置いています。Ascendix Techの分析によると、この数は継続的に増加しており、特にマーケティング分野でのAI活用が急速に拡大しています。

AIマーケティング市場の規模

AIマーケティング市場は2025年に473億2000万ドルの価値を持ち、2028年までに年平均成長率36.6%で1075億ドルに達すると予測されています。SEO.comのデータによると、この成長は新しいAIマーケティングツールの継続的な開発と密接に関連しています。

主要なAIツールディレクトリの分析

1. Futurepedia.io
  • 2,375のAIツールを10のカテゴリに分類
  • マーケティング関連ツールを多数掲載
  • 月間326,620回の訪問者数(2025年4月時点)
2. AIforMarketingOps.com
  • 200以上のキュレーションされたAIマーケティングツールを掲載
  • コンテンツ作成から分析まで幅広いカテゴリをカバー
3. Insidr.ai
  • 500以上のAIツールを78以上のカテゴリに分類
  • マーケティング専用セクションを含む
4. StackViv.ai
  • 10,000以上の生成AIツールを400以上のカテゴリに分類
  • マーケティング関連ツールが大きな割合を占める

推定される世界のAIマーケティングツール数

上記の情報を総合すると、現在世界には数千から数万のAIマーケティングツールが存在すると推定されます。具体的には:

保守的な推定

  • 3,000〜5,000のAIマーケティングツール(厳密にマーケティング専用のツールのみ)

より広範囲の推定

  • 10,000〜15,000のAIマーケティング関連ツール(マーケティングに使用可能な汎用AIツールを含む)

カテゴリ別の内訳

主要なAIマーケティングツールカテゴリ:

  1. コンテンツ作成ツール(AI文章生成、画像生成など)
  2. ソーシャルメディア管理ツール
  3. SEO最適化ツール
  4. Eメールマーケティング自動化ツール
  5. 顧客分析・予測ツール
  6. チャットボット・カスタマーサポートツール
  7. 動画・音声マーケティングツール
  8. マーケティング自動化プラットフォーム

成長トレンド

急速な拡大

  • 88%のマーケターが日常業務でAIを使用(2025年)
  • 新しいツールが毎日のように登場している状況
  • **AI投資の35%**がAI関連スタートアップに向けられている

地域別の分布

  1. アメリカ:最多のAIマーケティングツール企業
  2. 中国:急速に成長中
  3. イギリス:ヨーロッパでの主要拠点
  4. その他の先進国:継続的な成長

結論

世界には現在、数千から数万のAIマーケティングツールが存在し、その数は急速に増加し続けています。正確な数を特定することは困難ですが、主要ディレクトリの分析と市場規模を考慮すると、5,000〜15,000のAIマーケティングツールが現在利用可能であると推定されます。

この分野は非常に動的で、新しいツールが継続的に開発されているため、2025年末までにはさらに多くのツールが市場に登場することが予想されます。企業がAI技術をマーケティング戦略に統合する需要が高まるにつれ、この数は今後も増加し続けるでしょう。


Chatbotも含みますと、5,000から15,000 AIツールだそうです。
厳密に言えば3000から5000。
この中で皆さん、投資をしているわけです。
まして、ユーザを獲得するのにフリーミアムモデルなどを活用して未来のマネタイズを狙っているわけです。

気にせねばならないのは、電力消費です。
Googleなどは原子力発電所を隣に作らねばならない(または原発の隣へデータセンターを移動)。
電力は発電所から遠ざかればどんどん減衰します。ACもです。
そもそも【発電所】→【変電所】→【変圧器】→自宅という形で段階的にパワーとボルテージを落として100V/120V/200V/240Vと各家庭に引き込まれるわけです。
減衰距離が短ければ短いほどパワーロスが少なくなるのですが、圧倒的にAIを走らせるのにワッテージと放熱が大きいのが問題です。だからこそ、データセンターを排熱効率がよい寒いところに移動したいわけです。

バブルが崩壊するしない以前にテクノロジーを再度見直して効率良く活用する必要があるとアルトマン氏は述べています。

だが「効率良く」ってどうしたらいいの?というのが我々一般人です。

とりあえず反面教師として受け取るしかないのかも。