オワタ!
たまにヘッドを取り外して、濡れた布でヘッドを拭きます。
綺麗に拭くとこう言う感じです
MEMJETは基本的に、印刷時にインクの充填が速いフローと言うよりもフォール(滝)なので高速印刷が可能です。
これはラインヘッドと呼ばれるヘッド方式だからできることですが、ヘッドはともかく、インク供給の配管が詰まるのかな?って思うことがいくどもありました。
MEMJETにはかなり期待をしました。
この大きさで60PPM(ipm) を出力するカラープリンタはそうありません。
しかし、ボロはすぐでるようになりました。
MEMJETはメーカー代理店に伺ったらイエローをインクヘッドクリーニングに使います。
実際イエローは目に見えないように印刷することも可能なんです。
理由としては、見えないところにメーカーや機種、本体のシリアル番号などを印刷して、インクジェットプリンタ(カラーレーザも同様)に打ち込んでいるから・・・顕微鏡で見るとわかると言う都市伝説すらあります(あくまでも都市伝説ですよ!)
実はMEMJETはちょうど1年前に日本市場を撤退すると連絡がありました。
私は商品を平和堂さんから購入してました。
商品は池上通信機から発送されてました。
ここもすげ〜古臭い会社で、商品を送ったら郵送で納品受け取り書を送り返せと。
ったく、そんなの宅急便の配送記録を問い合わせたらわかるだろうって。
それに前払いでやっているんだから。
それは置いといて・・・
取り敢えず、インクなどの消耗品が購入できなくなるとのことでしたので数セット分だけ購入しました。
実は、このインクは補充できるんです。
1カートリッジ20回まで!
ってことですが・・・
さて、インクヘッドの話に戻します
上記の写真はすでに拭き取ってしまったところです
2013年 MIT (Made In Taiwan)
ちなみにMEMJETはQualcommのVP Len Lauer氏が開発しました
ってことは・・・ このインクヘッドのメーカーって・・・
もしかしたら TSCM ?
これがインクヘッドの供給する「ゲート」です
こらが左右にありまして、インクタンクから供給されます
さて、次に、インクカートリッジですが・・・
池上通信機から送られてきたのが・・・漏っていた。
私も未確認のまま放置していたので悪いのですが、まさかと・・・
左が新品で開封したヤツで右の綺麗なのが空タンク!
これは池上通信機の問題ではないのですが、インクを作っている会社の品質管理が出来ていないってことです。ちなみに他のカートリッジを調べたら、この1個だけでした。
さて、イエローはインクヘッドクリーニングに利用されるので、頻繁になくなります。
ってことは本当に供給不足になるんです。
インクヘッドをクリーニングしても、供給がされない・・・
見ての通り、イエローもブラックもまともに印字されない。
CMYK すべてが全滅かな
2年間、騙しだまし利用していたけど、ゴミになりました。
まだインクはたくさん残っていますがプリンタを廃棄することにしました。
毎日使うっているなら良かったのかも知れません。
以前もインクヘッドを拭いたら復活したのですが、もうそのレベルでは手に負えない状態。
今、私のメインのプリンタはブラザー MFC-6980CDW と Kyocera Documents のEcosys P6130cdn ですが、この京セラのプリンタもPDFを出力すると暴走します。ってKPDL3言語がベースでマックとChromebookからだと印刷がイマイチのことが多々あります。
何故MEMJETが負けたかと・・・
実はキヤノンとMEMJETがパテントをクロスライセンス契約したとか言うのが流れましたが、詳細は不明。
では、なぜ負けたかと言うとラインヘッド技術はすでに多くの会社が保有しています。
一番有名なのが、プリントゴッコで有名だった理想科学工業さんのOrphisです。
しかし、10万円台では60PPMマシンを作れない
10万円台だったから、すぐに壊れたMEMJETなのか?
ちょっと勿体無い気がしました。
何しろ本当に活用できれば、そこそこのマシンだったから。
ちなみに、はがきフィーダーが7万円くらい・・・
アカンわなってことで、それなら別の方法を考えます。
負けた理由はプリンタメーカーがほとんど日本企業の息がかかったところだからだ。
そして、日本のものは品質はしっかりしている。
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