1974年~75年、50年前に私はイギリスにいました。
当時、8歳になったばかりで英語もできなかったところ、突貫で2ヶ月でべらべらに喋れるようになった。
そこで出くわしたのがイギリスのテレビ番組の一つ。
イギリスのテレビといえばBBCしかない(笑)
今も昔もかわらない
当時、ジェリー・アンダーソン氏の「Space 1999」という未来番組だった。
ジェリー・アンダーソンといえば、スーパーマリネット作品の「サンダーバード」だ!
日本でもサンダーバードを見ていた。
「さんだ~、ば~ど~!♪」が未だに脳裏に焼き付いている。
そのSpace 1999の「イーグル」というカッコいい骸骨みたいな形?をした輸送船。
74年から1999はたったの25年後の未来だ。
今はそれから26年経ったけど、何も変わっていないことは置いといて・・・
ここでBBCのニュースを紹介したい
https://www.bbc.com/future/article/20250320-how-close-are-we-really-to-mining-asteroids
簡単に説明すると、当時1999ではないが(1999はノストラダムスの大予言で地球が滅びるときでもあったな)、その約5年前の1995年くらいにBBCの有名な科学番組「Tomorrow’s World」で30年後の地球の未来を予測しました。
当時、小惑星を採掘しているだろうと予測して、この中から人類が認知しているよりはるか多くの物質が取れるだろうと。
それが、ビジネスとしてではなく、国益をもたらすシナリオで進められるだろうと。
結局はビジネスになっているのだが(当時はそれほど資本主義がここまで根強くなるとは思っていなかった)。
カリフォルニアにある「AstroForge」という会社の創業者は、「うちが最初に小惑星採掘をやりとげる」と信じており、すでに一歩をふみ出しています。2025年2月27日に、フロリダ州のケネディ宇宙センターからSpaceXのファルコン9ロケットを使って、約650万ドル(本日のレートで9億7千万円)をかけた無人宇宙船を打ち上げました。
この宇宙船は「オーディン」と名づけられ、打ち上げから9日後には、計画どおり月の軌道をこえて深宇宙へ進んだと考えられています。
残念ながら、「オーディン」は基地との通信障害を起こしてしまい、現在復旧作業中である。
実際、宇宙へ行くと放射線などの影響で何が起きるかわからない。しかも離陸時の振動もパンパではないからより慎重に設計していてもどんでん返しが起きる。
宇宙開発プログラムには何重にもバックアップシステムを入れていても、ペイロードにもよって割り切りが必要である。
AstroForgeの創業者であるGialich氏は、今後10年でこれを商売にする意欲を見せている。
何しろ1Kgのロジウムで現在の価格が$191,296.94ドル(28,636,386.73円)つまり、2800万円を超えるからだ。
これ以外に色々なレアメタルを採掘することによってペイするだろうと。
そもそも、10Kgとかを採掘して持って変えるのにどれくらいの開発費が発生するのだろうかは別にして。
でも、Tomorrow’s Worldで予測されていたよう2025年では実現しなかったけど、今後、そのようなことが出来るだろう。
まして、AIが発達し、シンギュラリティの時点でAIが人間に変わって探査機を無人操作するようになり、採掘する惑星と惑星の位置を特定できようになれば。
The astrophysicist Neil deGrasse Tyson has said that the first trillionaire will come through asteroid mining
ちなみに月面探査機のYAOKIの創業者は私の友達の中島さんだ
日本外国特派員協会(FCCJ)で会見をさせたかったんだよね。
あそこ、報道委員会のジャーナリストにAIや宇宙に関して理解度が足らなすぎるからな・・・

