SDGs Aichiに参加していて(今年もお手伝い)で、今回は三泊四日の長い出張でしたが、SDGsってなに?って見ていて、こんなの茶番だよねと。
なぜ茶番かというと、鶏と卵の関係があって、おカネの仕組みや流れを分からず、持続性だ〜っていうのはナンセンスなんですよ。
とくに、高校生や大学が出展していて、ミニ学園祭になっているのも気になりました。
子どもたちには罪はまったくないので、ここは学校の教育の仕組みだなって。
三重県立明野高等学校畜産部が豚を育てて、その地元の企業とタイアップして経済循環システムを作り出していることはとても素晴らしい行動だと思いました。
養豚場があると、必ず匂いが出ます。
それは餌と糞尿から出てくる匂いで、この匂いをどう処理するかなど課題が山積みだなってことは思いました。
ビデオを久しぶりにアップしました。
夏は暑すぎて我が家で撮影ができない。
エアコンからの騒音があるので、切るとすぐ35℃くらいまで上がってトホホでした。
あと、ちゃんと「とこにゃん」には挨拶してきましたので!
素質がある人、ない人、努力をすればできる人、努力をしてもできない人っています。
これは得手不得手のこともあるし、器用さや、体の調子どころかDNAにも関係するところがあります。
例えば、舌を丸く丸めれるのも、できる人とできない人はDNAで左右されています。
それを素質と呼んでいいのかは別にして、訓練してもできることとできないことがあります。

世の中の熟練度っていうのはリニア(直線)ではないのは皆さん承知しております。
S字カーブの人も入れば、ゆっくり上がって行く人、早く上がっていく人もいます。
人それぞれの経験値や脳の処理などにも関係します。
運転なんかそうですよね。
運転って、最初はものすごく下手です。
しかし、本当に上手い人はどんな車、それがトラックだろうがトレーラーだろうがスーパーカーだろうが乗りこなしてしまいます。
これって生まれ持った才能なんです。
しかし、そこに気づくまで時間が掛かったりすることもあります。
それが運転時のクラッチ操作とかですよね。
脳番地に関係するところです。
繰り返すことでどんどんそれが熟練の技となり、意識しなくても脳がそこに司令を出してクラッチを踏んでシフトアップやシフトダウンが可能になる。
まして、私なんか、クラシックカーを操縦していて、ダブルクラッチまで習得してしまいました。

どうやって乗るかは経験次第で熟練の技が磨くことができます。
その熟練の速度は人さまざまです。
人によってはすぐ上達することがあります。
そこからがほとんどの場合、技術も同様ですが、「頭打ち」します。
ここからがネックなんです。
例えば80%の制度まで10時間で取得したとしましょう。
80%→90%に達成するのに、30時間掛かってしまうことがあります。
まして90%→95%の制度を出すには更にその数倍の時間が掛かってしまうこともありえます。
時間軸を無視することができないわけです。

これは素質があろうがなかろうが、同じ状況になります。
どうしても越えられない壁というのが存在します。
「素質」を持っている人を見つけ出すには「技は見て盗め」という職人気質の考え方です。
多くがそうではないから、産業がストップします。
もう少しそこを理解していただく必要が多くの人にお伝えしたいです。
今、米国で起きている問題は、経営者の問題です。
素質とモラルです。

航空産業は100億ドルの補助金(実際250億ドル)をもらっていて、株主配当。
しかも現在4社の航空会社で80%の市場を牛耳っています。
それが正しいのか?
ルール作りが必要であり、素質があろうがなかろうが弱い国が米国の餌食になっている。
とくに車と航空産業が。
そんな中、SDGsを教えるには子どもたちにおカネの流れの仕組みをきちんと教えて、こういう事情があるからこそ、持続性維持の仕組みが作れる(つまり誰かの犠牲になっている)ことを学ばすことが大切だなって。

来年も出展予定で、今年はミャンマーを支援している人たちとコラボで出展しました。

PS: 最後の一言・・・このSDGs Aichiってのは大村知事の自己満足のアピールだなって。