7月2日があの有名な女性パイロットで太平洋飛行中に消息を絶ったアメリア・イアハートの88周年記念です。
利用された飛行機がロッキード・エレクトラ10E。
https://www.jalopnik.com/1906576/amelia-earhart-plane-expedition/
以前にのここのサイトで紹介してきたのが「アメリア・イアハート効果」という内容で。
当初が2012年：
彼女が消息を絶ってから88年経ってからやっと解明されてきたのかと。
ある意味、「行旅死亡人」である。
https://jfuneral.com/2024/11/05/s5-204-%e8%a1%8c%e6%97%85%e6%ad%bb%e4%ba%a1%e4%ba%ba%e3%81%a8%e8%a1%8c%e6%94%bf%e3%81%ae%e6%80%a0%e6%85%a2/
1932年に彼女は女性パイロットとして初めて大西洋横断単独飛行を成し遂げた人である。
「女性パイロット」として「初」である。
これが「アメリア・イアハート効果」と言って、他の誰かが同じことをしていても、別ジャンルにてはじめての挑戦者であった。
つまり、すでにチャールスリンドバーグが世界初大西洋横断単独飛行を成し遂げていたが、「女性」としては彼女が初であった。
ここで一つ、私の認知ミスがあったことに気づいた。
この太平洋横断は単独ではなかった。
彼女はナビゲータのヌーナン氏を連れて行ってたことだ。
このナビゲータはパンナムで働いていたのでプロではあった。
しかし、天測航法であり（VFRというのは存在しなかった）、星の位置で場所を特定していた。
つまり、雲がかかった日は役に立たない。
あと、ヌーナン氏はかなりの酒豪で常にヨッパーだったと！
飛行中に救難信号を出したが途中で途絶えてしまった。
その場所は当時も今も無人のニクマロロ島。日本から訪れるのに40時間くらいかかる場所です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%AD%E3%83%AD%E5%B3%B6
1940年に女性の遺骨が発見されていたが、当時の技術ではDNA鑑定とかできず未解決のママであり、更に第二次世界大戦中でもあったため、遺骨を紛失してしまったらしい。
パーデュー大学のエクスポネントによると2015年に大きな台風のおかげで地形が変わり、しかも砂が動いたらしい。
https://www.purdueexponent.org/city_state/general_news/earhart-purdue-plane-expedition/article_14c4486a-51f6-4c72-83b4-9c9544350df5.html
そのあとに撮られた2016年7月27日のGoogle Earthの衛生写真があるので上のリンクを開いて見ていただきたい。
今回の発見のおかげで調査チームが作られた。
そして今後、数年に渡り発掘調査が開催される。
まず、非破壊検査を行い、磁気やソナーにて残骸の具合いや状態を調べる。
そして、砂を吸い出してパーツを発掘。
できるだけ環境に負担がかからないように進められるとのことです。
なぜイアハートさんがこれだけ騒がれるのかというと、彼女一人でいくつかの偉業を成し遂げているからです。
一つは女性初大西洋横断単独飛行。
更に1931年にてオートジャイロにて最高高度を達成した人でもある。
そして、1935年にパーデュー大学で講師を務め始めたから、今でもパーデュー大学が血眼になって過去を調査していている。つまり、このプロジェクトはパーデュー大学の意地でもあるのです。
日本の大学がそういう意地ってのはあるのか？
他に、ハーバード大学が約80年かけて幸福論を調査しているプロジェクトもある。
こんなのやっている大学は存在しない。
ただ、発掘されたあとにケンカが起きる可能性も見えている。
何かというと、飛行機の所有権である。
ニクマロロ島を管理するキリバス共和国、パーデュー大学、スミソニアン、下手したらロッキード、更にイアハートさんの家族（遺族）。
実際、飛行が終わったらイアハートさんとご主人のパトナムさんはパーデュー大学へ引き渡すと明記していたらしい。
キリバスは赤道直下にあり第三の排他的経済水域を持つ国でもある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%B9
さぁ、どうなるやら。
www.yeyshonan.com 