デジタル社会の憂鬱として、懸念されることがプライバシー侵害である。Google(親会社 Alphabet社)はGMAIL、YouTubeやChromeブラウザを提供することでさまざまな個人情報を得ている。 しかし、ユーザによっては年齢だけでなく性別を変えている人も少なくない。とくに子どもたち以外に、アイデンティティを知られたくない人は大勢る。とくに年齢確認が必要なアダルトコンテンツに関しては。 ちょっと待ってほしい・・・YouTubeにアダルトコンテンツってあるのか?アップロードした時点で何かに引っかかるはず。だからこそ、Tube8(Pornhub社)やXvideo社などがある。こういうところは自社のCDNも持っている。 今回、物議を醸しているのがYouTubeである。年齢認証を強制していて、国が発行する証明書(運転免許やクレカ情報、紐づいている自分の自撮り写真など)を出せと。 YouTube Launches AI Age Verification Amid Creator Privacy Backlash 18歳未満のユーザーを視聴履歴や行動パターンから特定することを目的としているが、5万人以上のクリエイターが「AIスパイ」と非難し、プライバシー侵害の懸念が高まっている状況である。 プロファイリングをどこまで許すかが課題である。 2025年のSpyCloudの報告書で個人情報盗難が22%増加したと指摘されており、データ漏洩への懸念が高まる中で行われている。過去のAI関連スキャンダル(AI生成された「真の犯罪」チャンネルの終了など)も、AIツールへの信頼を損ねていることも現状である。 ここで問題になるのがAIへの信頼性である。本当に大丈夫なの?という懸念事項がかなりあり、Google Geminiですらかなり間違い(ハルシネーション)を起こしている。 そもそも、AIは完璧ではないことは周知の事実。 YouTubeが新しいAI(人工知能)を使って、動画を見ている人が18歳未満かどうかを判断するシステムを導入は明らかにプライバシー侵害ともいえるので5万人のクリエイターたちが反対の署名活動を多なった。 過去にもYouTubeのAIが問題を起こしたことがあり、今回のシステム導入で「個人情報が悪用されるのではないか」という不安が広がっている。利用者たちは、AIが動画の履歴などを監視することに抵抗し、もっと透明性のあるルールや、AIによる監視をやめる選択肢を求めています。 YouTubeは、子どもを守るための国の法律に対応するためにこのシステムを導入したのですが、プライバシーを守ることと安全を守ることのバランスが課題になっているのが現状です。 そうなると、ログインするのに物理的に証明できるカード(国が発行するマイナンバーカード、エストニアのeResidencyカードや会社のIDカードシステムみたいな証明書)を導入するなどといいそうになるが、これは現実的ではないが、毎回顔写真と証明書の認証を求められるのと変わりないくらいヤバいことである。 そもそもYouTubeの履歴とかで推奨してくる動画などにも問題があると筆者は感じている・・・ デジタル憂鬱
Copy and paste this URL into your WordPress site to embed
Copy and paste this code into your site to embed