葬儀場以外でも結婚式場では昔からネットワークカメラを導入しているところは少なくない
ネットワークカメラの大手と言えばやはり日本のメーカが前にたつ。キヤノン、ソニー、パナソニック。この3社が多くを占める。
私はうちで電話交換器を入れている都合でパナソニックを採用している。工事にはナショナルメディア社を利用して配線も含む作業をしてもらっている。しかし、お世辞でもパナソニックのカメラの性能や使い勝手がよいとは言えない。
仕事の付き合い上、キヤノンもソニーも使える。今までパナソニックで全部納めていたが、交代する時期になったかと思うふしがあったので今回、ソニーの品川本社ショールームへお邪魔した。
ソニーのカメラを見て、どこが違うか。面白いことにソニーは他社を研究する余力はある。一番の違いはカメラではなく、管理ソフトにあると気づいた。カメラの性能は3社、大して変わらない。葬儀社としてどうセキュリティを保って活用できるかが課題である。パナにはそこが欠けている。技術者の思いよりも市場で望まれている機能をどれだけ汲み取り、製品にフィードバックできるかが正しい発想であるはず。