大宮の盆栽美術館へ訪れたことがありますでしょうか?
正直なところ、規模は大したことないのですが(笑)展示物が素晴らしいのです。
私は盆栽には全く興味がなかったのですが、奥の深さを知って驚きました。

ただ、ここの美術館の残念なところがとっても素晴らしい展示室でした。
盆栽の見方や評価の方法などを書かれていました。
そういうのは「紙」に書いて欲しいなと。
まして、撮影禁止なので、記憶に収めるしかないということです。
とても素晴らしい芸術品が飾ってあり、さらに床の間もあり、これもまた美しさ極まりない。
だから、写真撮影禁止?

お庭は撮影OKですので。
しかし、本当に美しい盆栽でした。
そして天気も回復して、カラっとし、ラッキーでした。

さて、なぜ私が盆栽か?
実は、イスラエルにMemotreeというスタートアップがあります。
https://yeyshonan.com/?s=memotree
これは「アグロバクテリウム法」を使った技術を利用し、DNAを木などに移植。
それを「記憶」として使う
ここの課題で盆栽を調査してきました。
何故盆栽なのか?
盆栽は100年どころか1000年も生きる。
つまり、これが自分の暗号解読キーにもなるし、記憶媒体にもなる。
育てば、葉っぱ一枚が自分(亡くなった人でも)の鍵となる。
そして特殊なシステムでDNAを取り出して暗号解読させたら遺産が出てくる。
ロマンがいっぱいあるのでは?
これって使い方を買えたら手元供養になるのではと。
そんな話を今日、盆栽屋さんで話をしていました。
ちなみに、大宮盆栽美術館の向かい側に「盆栽レストラン」というところがあります。
ここでチラって話をしました。
日本人で日本語と英語が堪能で盆栽がわかる人は今後、食いっぱぐれないと。
世界中で需要があるとのことらしい。
実はここは世界中にコンテナレベルで盆栽で利用する商品を輸出している商社が運営している。
今日はそこの専務さんとお話をした。

我々には2つの死がある。
一つは物理的な死
もう一つが記憶の死
物理的な死は自分が死ぬ。
死の定義は色々とあるが、心臓が止まるってことにここでは置いておく。
そして、日本では火葬される。
海外では土葬もある。
もう一つの死は記憶の死
これは人々が自分のことを忘れてくれた時の死である。
実際、有名人の死はなかなか忘れられないから、そういう意味では一生残ってしまう。
それでもいい。
要するに、自分がいつ死にたいか考えたことがあるか。
実は、そんな話を9月29日に日本外国特派員協会(FCCJ)の夜のイベントでやります。

皆さんもお時間があれば一度、大宮の盆栽美術館と、盆栽町を訪れると良いです。
盆栽を取引しているお店がたくさんあるのと、色々と話も聞けます。
中には写真撮影禁止のところもありますが、奥が深い世界です。
ちなみに、あの近辺は超高級住宅街です。
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