格安葬儀の落とし穴と言う記事

まぁ、酷いタイトルだわって思うのは私以外に多くの葬祭業者だわ。
しかし、これも事実なんですよ。

アエラの炎上タイトルは否定できない

さて、ここで大きく問題になるのは、「格安葬儀」であって、これらが何を意味しているのかである。

「格安葬儀」≠「家族葬」である
出棺葬と呼ばれる「直葬」や「ゼロ葬」など色々とある。
まして「一日葬」(確かこれは私の「旅のデザイナー®」と「死に方改革®」同様にどこかの商標だったはず)も安くないこともあるから一概に言えない。

一番の問題は値段を下げて、下げて、下げまくって、自分が求めていた葬儀内容と異なる内容になったり、下げたおかげで、粗悪の消耗品(棺)が利用されてThe Endになること。

低価格を求めるが故に、それなりのモノしか提供されないことを理解していない消費者もいるのと、葬儀システムをブラックボックス化していた葬儀社の問題の両方がある。

棺は燃やすものだからと言って、粗悪のものを使い、収拾つかなくなる事例が増えてきたのは、棺がMade in Chinaだからではない。30年前から中国製の安い棺が日本市場に出回っていたし、日本の林業をなんとかしない限り、これからももっと増える。

今回の「底が抜けた」というのはあまり考えにくいけど、あまりにも安い(薄っぺらい)底辺の板を利用した棺なら「抜ける」よりも「割れる」ほうがあり得るな。

火葬のみである直葬も同様で、ましてゼロ葬(遺族すら立ち会わない)場合は葬儀社がどれだけ費用を抑えられるかによる。

きちんと終活しよう!

残された人たち、自分の命の残り時間を有効活用するための #死に方改革 にて #旅のデザイナー をしましょう!

ちなみに格安で売りの「◯◯なお葬式」は葬儀ブローカーであり、そこに属している葬儀屋さんは追加料金発生しても回収できなくて金銭トラブルが発生する事案があります。客も業者も後味が悪いですから、利用するほうも覚悟してくださいね。