ヨーロッパ時間で5月20日に訃報が世界を走り回りました。
音速ではなく、超精密なクロックワークみたいに。
超精密なドライブテクニックにてF1サーキットを走り抜いた不死鳥ごとくニキ・ラウダ氏がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。
私が子供の頃、未だに憶えているのがニキ・ラウダ氏が事故って大やけどを負ったのを。
そして顔も焼けてしまい、大事故となったのを。
調べたらあれは1976年のことでした。
ついこの間、うちの子を連れて車競技用のヘルメットを買いに行きました。
湘南の近辺ではNAPS港北店しか扱いがなく、ほかのNAPSさんはすべてバイク用ヘルメットだけ。
そこで、店員さんに聞いたら、根本的にバイクと車のヘルメットの構造が違うと。
まして、強度はバイクのほうが高い。
そりゃ、そうだわ!すっ転んで頭を打つ可能性はバイクのほうが高いからずっと保護せねば。
では車は?
実は、箱に入っているので、衝撃よりも火災に強くないといけないらしい。
何かあって、扉が開かなくなり、脱出できなくなったら、レスキューと消火班が到着するまで炎と煙との戦いになります。だからこそ、F1ドライバーは難燃性の布のフェイスマスクをかぶって、その上にヘルメットをかぶっているわけです。
なので車競技用のヘルメットはバイクよりも視野が狭く、ガチっとフィットしている。
しかし、ニキ・ラウダ氏の場合、何かの衝撃でヘルメットが吹っ飛んで外れてしまったらしい。
それで頭部に大やけどを負ったとも考えられる。
更にFRPボディの溶ける煙を吸って肺までやられてしまったらしい。
それでも半年で不死鳥のごとくサーキットに舞い戻ってきた。
その後、実業家になり色々とあって、70歳でお亡くなりになった。
私の中では84、5歳かと思ったらまだ70になられたばかりだった。
残念です。
今日のお話は車競技ではヘルメットは大切です。
私もJAF国内A級ライセンスを保持して15年になります。
免許を取ったらぜひ皆さんもJAF国内A級ライセンスに挑戦していただきたい。
教習所では教えない安全に走る車のハンドリングを教えてもらえます。
一泊二日もあれば取れますので、ぜひ!