あまり詳しくは掛けないのですが、Quantaglion (クワンタリオン)と言う会社と昨年12月のHelloTommorow Deep Techと言うスタートアップ・ミートアップのイベントのリセプション・パーティにて出会い、その年末から色々とやり取りし、今年1月から知り合いを巻き込んで何か一緒にできないか模索し始めました。
もちろんこの友人のツテにてCore TechnologyなのでIPAにもご相談に伺いました。
ここは飯田橋の東京理科大学のインキュベーション・センターに会社があり、乱数発生デバイスを開発した会社で、究極のセキュリティを作るためのチップを提供しています。
今の乱数は擬似乱数と言い、アルゴリズムで乱数を発生させており、条件が揃えばいくらでも同じ数字が出てきてしまう落とし穴があります。
しかし、Quantaglionの露崎教授が開発し、日本含む世界8カ国に特許を持つ真乱数発生デバイスを持っております。
これは原子の自然崩壊によるアルファ粒子の放出を検知し、それを電気エネルギー測定しその粒子の数をクロックにてカウントする方法で乱数を発生させます。原理は簡単ですが、作るのは難しい。
このデバイスの利点は温度や環境による変化が無視できて、数値を正当化させるためのホワイトニング(人の介入)が必要なく、そのまま数値を活用できるのが特徴です。
実際、利用している原子核はアメリシウム241です。
製造方法は(Wiki) 至って簡単 ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
原子炉内のプルトニウム239に2個の中性子を当てると、プルトニウム241ができ、これがβ崩壊して、アメリシウム241(半減期432.2年)となる。
煙報知器などでも使われていて、ホーチキ株式会社さんと打ち合わせしたら、今でも彼らは在庫があるとのことでした。
そんなことで、今日も Podcast をぜひお楽しみください!