エネルギーの製造と消費で永久機関は?

昨日(2019/02/27)に東京ビッグサイトで行われているスマートエネルギーシステムの展示会へ行ってきました。
そこで、その前の日にFB友が「和田さん、ビッグサイトの二次電池EXPOへ行きますか?」と問い合わせがあり、「27日に行きます!」と連絡したら、「紹介したい人がいるので」と言うことでちょうどタイミングよくお互い27日に行く予定で友人とそのまた友人の会社のブースでお会いすることになりました。

神様が結びつけてくださったんだな〜って感じました!(ちなみに私は隠れキリシタンで生まれたときに洗礼されて、小学校のときに初聖体拝領まで受けていますがその後逃亡)。

 

 

さて、今日のご紹介は日坂製作所のサイクロン式ストレーナーです。
ストレーナーと言うのは「篩(ふるい)」、ザルなんです。
つまり、これはゴミを除去するためのごみ処理装置です。

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遠心力にてグルグル海水(ここでは真水ですが)回って、遠心力によってゴミがパイプの中に入らないようにし、そのゴミを弁を通じて排出される仕組みのものです。ちなみに、2mm以下のゴミはあまり影響を及ぼさないとのことで、大きいゴミがPlate Heat Exchanger (PHE) の寿命を奪ったりシステムのメンテを早めたりするとのことで、今回、これが快圧されたとのことです。

さて、ここで紹介したのは、実はテクニカルショウ横浜にて別の人と出会いまして、数年間その会社と開発者を探していました。その人は、プラスチックゴミを石油に戻す技術を持っていまして、このようなシステムで「ゴミ→石油→エネルギー→排熱→音→エネルギー」のエネルギーループバックシステムが出来るのではと。

実際、排熱→音→エネルギー(電気)にするにはまた別の大学ベンチャーの技術が必要で熱を音に変えて安全且つクリーンエネルギーを作り出すと言うシステムが必要です。
ここでミソなのが「熱→音」変換のトランスデューサで、システムの大きさ、パイプの太さなどで設計が変わってくるとのことです。更にこの副産物は冷風なんです!

しかし、このような装置に取り付けたら、熱交換システムにてゴミの再利用にてボイラーやプラントを可動させながら、その副産物のエネルギーを取り出して安全に他の装置を可動させることも可能では?と言うことで注目しました。

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ここで重要なのは、すべて一度カーボン・オフセットを通っているものなので、プラントを一度作ってしまえば、ゴミさえ集まれば冷風を通じて冷却まで出来るシステムができて温暖化対策にもよい。
まさしくSDGs向けのシステムなんです。