閑古鳥が鳴いているかと思ったら・・・いや、去年よりも参加者が多い。
しかし、なぜそう見えたのかは、出展している「モノ」が圧倒的に少なかった。三菱電機さんに伺うことができて、モノが大きいのでブースはパネルだけになっていた。
https://yeyshonan.wordpress.com/japanese-funeral/funeral-biz-2017/
さて、私は初日しか参加することが出来なかったので、二日目にどれくらい人が訪れたかはわからない。しかし、少なかったかと思ったが、実際数字を見ると去年と大差がなかった。
そして今、見たら、二日目のほうが初日より少なかったと!
◆出展社数 | 123社/202小間 |
◆来場者数 | 11,594名[ 6月26日(月):6,526名/27日(火):5,068名] |
それはこれから綜合ユニコムが考えることであって、どうするかだ。
何しろ「エンディング産業展」と時期がすごく重なるからだ。
出展する起業も、6月末にフューネラルビジネスフェア、8月下旬にエンディング産業展、そして、9月に終活フェアなどあれば疲弊するだけだ。
どう考えても消耗戦になっている。
2016年、去年は初日の天気が悪かった(台風直撃の日だった)が、トータルとして、悪くはなかった感じがしたが、やはりあまり参加が多くなかった。
◆出展社数 | 128社/211ブース |
◆来場者数 | 11,533名[ 7月5日(火):6,728名/6日(水):4,805名] |
しかし2015年からすると出展社数は減ったが、参加者は伸びている。
◆出展社数 | 143社/231ブース |
◆来場者数 | 11,235名[ 6月8日(月):6,399名/9日(火):4,836名] |
まず、遺体保存が課題かと思う。
これから病院でエンバーミングを行えるようになれば、葬儀社からお客さんにいかがでしょうか?と勧める必要がなくなる。
現状3%がエンバーミングを施しているとのことだった。
つまり120万人の死者の中の約3.6万人がエンバーミングを施していて、今は葬儀社が遺族にドライアイスの補充の問題、感染症(小さなお子さんがいらっしゃる家庭での空気感染する劇症肝炎など問題)などを避けるために勧めているのと同時に、修復なども行っている。
病院内で看護師さんが勧めてくれて、処置してもらえる時代が来るだろうと。
こちらのコスモトレードアンドサービスさんは修復であり、エンバーミングではないが、日本遺体衛生保全協会にてエンバーミングを行っている。
更に葬儀社のシステムを構築していくか。
これはアーバンフューネスさんが去年に窯ゾン(KAMAZON)の名前で世間を賑わせた、クラウドシステムを使った葬儀社の受注管理システムである。
私が見たところ、これが最高のモノである。
次はコールセンターである。
これは葬儀社には必須アイテムだ。
幾度も言います。葬儀社は24時間誰かがおり、受付を待機しています。
病院から電話一本入れば、すっ飛んでいきます。
コールシステムなしで運営しているシステム、類はないです。
タクシーですら、きちんとGPSなどをつけて配車システムがあるなか、霊柩寝台車は未だにアナログのままであり、電話当番に昼間のスタッフがそのまま当直でやっていることが多い。
この呪縛から開放するのがコールセンターシステムである。
多いに期待しましょう!
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