「面白法人カヤック」さんをご存知ですか?
ここの社長、柳澤氏、通称「やなさん」の発想は好きです。
以前、宮崎からはるばる湘南まで来た友人と一緒に社長に鎌倉ボウルで丼をごちそうになりました。
そのご恩を未だに返せなくて、ずっと模索していたところでした。
9日の日曜日にEbis 303(エビススバルビル)にて「1社合だけの同説明会」と言う訳わからないことを開催。
正直なところ、白髪のオッサンは私一人でみなさん、新卒か若い人たちだけでモロに浮いてました。
ここは表側、裏側で仕事展を開催
ここがまた面白い。
会社に行くのが楽しくなると言う仕組みを作ってくれている。
会社がブラックだと行く気にもならなくなるのは別の話だが・・・
私が気になったものが2つの「製品」(商品ではまだないな)があったのでご紹介します。
「つくってみたラボエリア」で「六香景」と言うディフューザと「kotom」だ
まず、この「六香景」・・・
下にセンサーがあり、LEDから光を発する。
そして置いた、飲み物(カクテル)が光る仕組みになっている。
そしてスピーカーが両側にある。
見ての通り、これはマックにつながっている。
実は、ここが課題だと思った。
マックに繋がらなてもよいのでRaspberry Piみたいなモノを内蔵するか、またはSDカードの音楽プレーヤーでもいいので内蔵してもらえると嬉しい。
この形だと、実は祭壇や仏壇の中に置いても違和感ない!
そして写真立てにもなれば、そのまま遺影を置くことができるではないか。
なんと素晴らしい用途だ。
一番の問題が、当日動かなく、製品の安定性がなかった。
これを大量清算しなくても良いが、ある程度のロットを作って葬儀屋に販売している卸に売り込めば。
その中で流すのは般若心経でも、ナンでもいいんだ。
仏壇の中で光ってくれたら、また神秘的じゃないか。
さらにこの「kotom」だが、これは文字をタブレットで書いて、それをカメラが読み取って、画面にプラカードの上に表示されると言う仕組みだ。
実は、これは「おくり鳩」のデジタル版になる!
この「おくり鳩」は形状記憶用紙で作られた鳩で、遺族や参列者がメッセージを書いて棺の中に入れて見送る。
これだと、誰が何を書いたか正直なところわからない。
そして記録にも残らない。
書いた人だけの自己満足で終わってしまう(それでも良いのだ)が、遺族としてはメッセージを見たいと思う。
冠婚葬祭に活用できることは確かだ。
このデータをSDカードでもUSBメモリーにでも入れて差し上げるだけではなく、式場の受付でメッセージを流せばどれだけ心に残ることやら。
何しろ、今の葬儀はインタラクティブでなければならない。
昔みたいに、わけわからない義理で葬儀に参列し、更に読経で引導を渡されるまでずっと焼香を待たされて、やれやれと言うところで自分の焼香の順番がきて、遺族に会釈して通夜ぶるまいの席に移動するか、そのまま帰るか・・・
これだとまさしく辛い。
それなら、ネット上でも、参列できれば活用し、心篭ったメッセージを送ってあげた方が良いかと思う。
中身はマックミニで稼働していた。
ちょっとパワー不足なのか、アプリがオプティマイズされていないのかわからないが、動作がすごくモッサリだった。
これはメッセージを認識し、それをくり抜いてAR技術にて画像を合成する必要があるからだ。
アイデアとして、とっても優れているが、これも不安定要素が多く、それならプレステでも使ったらどうか?
何しろマシンパワーを要するが安く作る必要がある。
グラボにGeForce 1080なんか入れることは出来ない。
次にこのガチャだ。
デカイ(笑)
イベント会場に張り出されているQRコードを読み取ってこれをスキャンさせて、ガチャが動く。
私としては、ガチャガチャは手で回すのが楽しい。
しかし、今の人たちはそうではないらしい。
いやいや、アキバやそこらじゅうに置いてあるガチャガチャが人気あるのは手で回す感触が楽しいからだ。
これはまさしくインタラクティブな操作だ。
出て来るものはおみくじでもナンでもよい。
あっ、これは葬儀には使えない(笑)
それにしても、1社だけの合同説明会でこれだけ盛り上がれるのは、はやり柳澤社長の技量だろうと。