バンガロールはインドのシリコンバレーとも呼ばれるようになりました。
そこで、MITからスピンオフした会社が車の出す排気ガス除去で、何か再利用できないかと考えついたのがインクでした。
インクと言えば、カーボンブラックと呼ばれるくらい黒い。
排気ガスにはカーボン(炭素)があり、それを黒インクとして再利用するアイデアを Graviky社が考え出しました。
新興国(発展途上国)では車の排気ガス問題は大きいです。
インドも中国もブラジルも例外ではありません。
いや、それどころか、先進国と言われているアメリカ、日本、イギリス、フランス、ドイツですら排気ガス問題は大きいです。
Graviky社はエキゾーストパイプの先にフィルターを設けて、そのすすを取り除いて、不純物の再利用を考えました。
最初はフィルターのみでしたが、この不純物の再利用をすることによってマネタイズすることが可能になる。
何しろ、WHOによると排気ガスによって500万人の未熟児が命を落としているとのことです。Premature Deathと言うことです。
綺麗な空気で少しでも病気にならず、暮らせるようになりたいと言う素朴な思いからこの深刻な問題の解決を試みています。
中国ですら、北京市内でサミットとかの場合に車の交通規制をすると青空が見えるのに、普段はマスクどころかガスマスクをしないと病気になってしまいそうな汚れた大気の中で暮らす人たちはどうなってしまうのか心配です。
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